「或るろくでなしの死」 平山夢明

 

良識を示そうとした浮浪者が誰にも相手にされずに迎える「或るはぐれ者の死」、他国で白眼視されながら生きる故郷喪失者の日本人が迎える「或る嫌われ者の死」、自らの欲望に女の子を奉仕させようとしたくだらない大人が迎える「或るろくでなしの死」、過去の栄光をよすがにダメな人生をおくるぼんくらが迎える「或る英雄の死」…。本人の意志や希望と関係なく不意に訪れる7つの“死”を描いた傑作短編集!

 

 

短めの短編集で1つのストーリーが50Pほどだったんですが、読み応えがあります。 勿論今回も読後感は悪いですがw

そこがいいです。 文庫は角川ホラー文庫から出ています。

毎回読み出したら止まらなくなる。 自分好みの作風。