「他人事」 平山夢明

 

交通事故に遭った男女を襲う“無関心”という恐怖を描く表題作、引きこもりの果てに家庭内暴力に走った息子の殺害を企てる夫婦の絶望(『倅解体』)。孤独に暮らす女性にふりかかる理不尽な災禍(『仔猫と天然ガス』)。定年を迎えたその日、同僚たちに手のひら返しの仕打ちを受ける男のおののき(『定年忌』)ほか、理解不能な他人たちに囲まれているという日常的不安が生み出す悪夢を描く14編。

 

 

14のストーリーからなる、かなり短めの短編集です。

相当ブラックですね。 どれも。

グロイです。 心理的にじゃなくて本当にグロイです、血とか内臓とかそっち系もあり。

そして14本、全てバッドエンドです(笑)

 

怖グロですけど、クセになりますね。 面白いです、発想が非凡で凄い。

ストーリーもオチが読めそうで読めなくて、どういう終わり方になるんだろう・・・・・え━━━━!!

みたいな感じで(笑) ありです、私はありです。

またこの著者の他の作品も読んでみようと思います。