「オーデュボンの祈り」 伊坂幸太郎
(第5回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作)
コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島"には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?
伊坂幸太郎さんのデビュー作です。
登場人物はいつもの伊坂作品っぽくない印象でした(私のイメージする)。 ちょっと地味めな主人公。
初めはう~~ん・・・どうかなぁ・・・と思って読んでいたんですけど、終盤の伏線の回収が相変わらずお見事で、そうだ、伊坂作品ってこうだったって思い出させてくれました(笑)
ただ、その終盤勢いづいてからはすごいのですが、そこまでがちょっと読むのがしんどかったです、私は。
伊坂作品の中では、☆3つくらい。
また、まとめての更新になります。
コメント頂いてたのに、ずっと放置しててすみません(ーー;)
お返事書いてますのでよかったら見てください。