「罪の声」 塩田武士
多くの謎を残したまま未解決となった「グリコ・森永事件」の第一幕は社長の誘拐から始まった。会社施設への放火、菓子に毒物を混入し企業を脅迫。身代金取引の電話では子供の声が使われ「かい人21面相」などと名乗った挑戦状が送りつけられるという陰湿な事件だった。『罪の声』はこの事件をモデルにしたフィクションである。
こちらの本、本屋大賞にノミネートされたんでしたよね?
それで図書館で予約したんだと思いますが、手元に届くまで半年かかりました。
グリコ森永事件を題材にした小説ですが・・・・・
私の率直な感想。
こんなに読んでいて、苦痛な小説は初めてだったかもしれません。
面白くない・・・・・というか、私に合わなかっただけだと思います。
Amazonのレビューを見てみても、高評価。
家族に読ませてみても、割と面白いって言われました・・・。
私は、何が?どこが?という感じでした。
読み進めるのが苦痛で苦痛で・・・とても読みにくかったです。
まず、内容に興味が持てなくて。 いや、読む前は興味津々だったんですけど。 そして惹き込まれる要素は私は感じませんでした。
人物像がわかりにくい、共感できる要素も私は感じませんでした。
いつも少しずつ読むタイプなもので、間が空くと誰かわからなく・・・いや、間が空かなくてもどういう人だったかわからなく・・・。
3ページ読むのに5分はかかる、ひどいと10分はかかる、という感じで半泣きになって読んでいたら(笑)、もう読むのやめ!って言われてしまい・・・・・途中で断念。
初めてです・・・・・。
このブログ始めてから、一度も途中で読むのやめたことなかったんです。
でもやめます! 無理です。
分厚いし、4分の1読んだところで諦めました。
私は断念したけど、やはり面白い人は面白い小説なんだと思います。
本当、本の好みって人それぞれですよね。
私は叫ぶほど、腹が立ってくるほど、ストレスに思う小説でした(本当に叫びました 笑)