「空中ブランコ」 奥田英朗

 

”伊良部総合病院地下の神経科には、跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のやくざなど、今日も悩める患者たちが訪れる。だが色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が…。この男、泣く子も黙るトンデモ精神科医か、はたまた病める者は癒やされる名医か!?
直木賞受賞、絶好調の大人気シリーズ第2弾。

サーカスの花形、空中ブランコでフライヤーを務める公平は最近失敗ばかり、原因は自分にあるらしい。困り果てて伊良部を訪ねたが、伊良部が自分も空中ブランコに乗ってみたいと言ってきかず……(「空中ブランコ」)”

 

 

(第131回(平成16年度上半期) 直木賞受賞)

 

だいぶ間が空いてしまいました^^;

もう話の内容、かなり忘れてしまったので、ちょっとだけ感想を。

 

精神科医伊良部シリーズの第2弾です。

これで全作読んだことになりますね。

5本立てなんですけど、一番面白かったのは「義父のヅラ」かなぁ(笑)

主人公がやってはいけないことをやりたい衝動にかられる症状が出て、義父が明らかにヅラでそれを取りたくてしょうがなくなるという(笑)

 

こちらは終わり方がほっこりとして後味が良いです。

でもこういう内容で直木賞を取るのは珍しい気がするんですがどうでしょうね。

うん、気軽に読みやすい短編^^