「夏の裁断」 島本理生


”小説家・萱野千紘の前にあらわれた編集者・柴田は悪魔のような男だった―。過去に性的な傷をかかえる女性作家。胸苦しいほどの煩悶と、そこからの再生を見事に描いた傑作。”



久しぶりに島本理生さん。 恋愛ものです。

柴田っていう男が主人公に関わってくるんですけど、彼がまたひどい男なんですねー!
気のあるふりして、散々思わせぶりな態度をとるくせに、こちらが欲すると突き放すんですね。
読んでいてハラハラする展開です。

島本理生さんの小説は大胆な描写で読者を惹きつけるものがありますね。
そこが好きです。 女性心も本当によく表せてる。

映画「ナラタージュ」は観に行こうと思ってます^^