
「残り全部バケーション」 伊坂幸太郎
『当たり屋、強請りはお手のもの。あくどい仕事で生計を立てる岡田と溝口。ある日、岡田が先輩の溝口に足を洗いたいと打ち明けたところ、条件として“適当な携帯番号の相手と友達になること”を提示される。デタラメな番号で繋がった相手は離婚寸前の男。かくして岡田は解散間際の一家と共にドライブをすることに―。その出会いは偶然か、必然か。裏切りと友情で結ばれる裏稼業コンビの物語。』
久しぶりの、伊坂幸太郎さんです^^
こちらは伊坂さんらしい連作短編。(途中まで短編だということに気づかず読んでいた私 ーー;)
やはり、軽快な掛け合いと時折くすりと笑わせてくれるところが良いですね。
ああ、あと登場人物が皆、楽観的なところも好きです。
今回、5つのストーリーから成っていますが、一番好きだったのは「小さな兵隊」かな?
これは岡田の子供の時の話です。 岡田少年のクールさがかっこいいです。
ミステリーの要素も含まれていて、面白い。
ふふふ・・・・・今回も出たー!
伊坂ファンにはたまらない(?)ゴダールネタw
フランスの映画って・・・もしや、と思ったらやっぱりでした! 笑っちゃいました。
全体的にストーリーは好みでした!
終わり方も秀逸。 粋な終わり方というか。
ただ、ちょっとメインの登場人物の個性という面では弱いのかなぁーと思った。
自分的にはあまり印象に残らない人物像だったので、そこが残念でした。
どんなに暗いテーマの話でも、明るい雰囲気に変えてしまう。 そこは伊坂マジックだと思う。
そんなところが好きですね、伊坂さんの小説(#^.^#)