「使命と魂のリミット」 東野圭吾


このお話は「医療ミス」がテーマになるのかな、たぶん。
氷室夕紀は父親を手術中に亡くします。
そしてその時の執刀医と母親が付き合いだしたことで、手術に疑念を抱きます。
元々、難しい手術。 わざと失敗して執刀医の西園は父を死なせたのではないかと。
そうして疑いは晴れぬまま、夕紀は医者になることを決意し、研修医として病院で西園の下で働きます。
果たして、父親は殺されたのか否か!?

一方、同じ病院内で脅迫状が届きます。
「医療ミスを公表しなければ、病院を破壊する」
人工心肺を使った難易度の高い手術の最中に、病院が停電してしまいます。
無事に手術を終えることはできるのか!?
そういった内容になっています。


う~ん、そうですね~。
ちょくちょく物語の視点(語り手)が変わるんですけど、それが読みにくかったかなぁ。 私は。
そこで一旦思考が停止する感じ。
内容も私の中では中途半端に感じてしまいました。 東野圭吾さんの本にありがちなストーリー、というか。
でも評価は高いみたいだけど (^_^;)
終盤の緊迫感やスピード感、盛り上げ方はさすがだなと思いました。

本屋をちらっと通りがかったら、また東野圭吾さんの新刊が出てました。
めちゃくちゃ書くペース早いですよね~。 最近の作品は面白いんだろうか?
東野圭吾さん原作の「疾風のロンド」が今、映画やってますね。
阿部寛さん主演で笑える系で面白そうです!