「メタモルフォシス」 羽田圭介

 

その男には2つの顔があった。昼は高齢者に金融商品を売りつける高給取りの証券マン。一転して夜はSMクラブの女王様に跪き、快楽を貪る奴隷。よりハードなプレイを求め、死ぬほどの苦しみを味わった彼が見出したものとは――芥川賞選考委員の賛否が飛び交った表題作のほか、講師と生徒、奴隷と女王様、公私で立場が逆転する男と女の奇妙な交錯を描いた「トーキョーの調教」収録。

 

 

読み始めて、「く、くだらねぇw」と実に羽田さんらしいなと思って笑ってしまいました。

 

いつも羽田圭介さんの書く小説はリアルなんですけど実際に体験したことなんだろうか・・・と気になる。

 

2つの物語が収録されていますが、「トーキョーの調教」のほうがドラマティック。 といってもSMなんですが 笑