こんばんは、美功です。

 

昨日の記事の中で、「今の私だから、わかるようになったなと懐かしく感じていました。」

 

と書きましたが、

 

忘れないうちに書いてみました。

 

昨日の記事はこちら↓

 

 


 風天小蓄は、風が上で天が下の卦(か)です。

少しの間だけ柔らかいもので、剛のものを制するという意味なのです。

人間でいうと臣下が王様を、社長を専務が、妻が夫を留めるのです。



風なので、形のないものですから、真っ向勝負で止めるのではないのですね。

自分より立場が上の人の逃げ場を残しておくというか、

相手を立てて、留まるのが正しいことだと思ってもらうような。

 

「相手が間違っている」と言わずに、別のやり方をすすめる。

それと同時に北風と太陽のイソップ寓話も挿話されていました。


この卦の解説を聴きながら私は、学校図書館勤めをしていた頃の事を思い出していました。

ここから思い出話です~~


その職場は、ほとんど機能していない状態でした。

力のある、優秀な人が辞めてしまい、残された私は四面楚歌になってしまいました。

そして上司はやる気はあるのですが、荒唐無稽なアイデアばかりを出してくるのです。

「24時間利用できる図書館にしたい。」「カフェ利用できるようにしたい。」などなど

今思えば果て無き「夢」を語っていたのだと思うのですがガーン

当時の私は若さもあり、現状の困難もあり、理不尽さに怒りも覚えていましたプンプン

なので、親子ほど離れている上司で、私は仕事について3年も経ってない頃でも

ずいぶんと辛らつに、一刀両断していました

「昼間も閑散としてるのに?」「誰がコーヒーの準備をして、その片づけをするんですか?」

とバッサリでした汗

そんなわけで、上司と私の間柄はいつもピリピリして険悪なムードでした。
 

そんな状態がずっと続いて、自らまいた種とはいえ本当に大変でした。ガーン

(そんな長年の無理がたたってアトピーが悪化して結局退職することになるのでした。)



そんな状態が続いて数年後。

相変わらず、上司は途方もない要求をしてきますが、

そのころになると、私は止めることに疲れてきていました。

「無理です」ということ、その理由を告げることに…。

この人は、なんでそんな実現不可能な無茶な話ばっかりするんだろ?

とあきれ果ててもいました。


その日も、細かいことは忘れましたが、

スペース的にも、現状では必要のないものを置きたいような話をしていたのだと思います。

私は「それはいいアイデアですね~」と言ってみたのです。

すると上司の表情が輝きました。すごくうれしそうです。

上司は、その夢を語りますが、具体的な話にはなりません。

ひとしきり聞いた後に

 

「今は人員的にも、予算的にも厳しいですけど

いつか、小さいスペースを作ってみてはどうでしょうか?」

すると上司は、うれしそうなまま、それでいいと立ち去っていきました。


長くなったので、ここでいったん休憩。次に続きます。

 

 

芦屋の図書館近くのカフェでイチゴパウンドケーキをいただきました。

 

 

 

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