久しぶりに、映画の感想を。
以前から話題になっていた映画で、とても見たかった。
アマゾンプライムに追加されたので早速みました。
ネタばれが気になる方がスルーしてください。
あらすじなど興味ある方は、公式などで~
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のっけから、あ~私はこの世界、この時代では生きていけない。
砂まみれの街。ぞっとしました。
そういうレベルではない時代になっているわけですが💦
地球の滅亡が迫っているのですが、一般市民には知らされていません。
いろんな歴史の改ざんもされているのです。
「黙っているなんてひどい」でも劇中でも、
子どもたちにそんなこと言えないと父親も言っている通り、言えないのです。
その父親も、宇宙へ旅立つ本当の目的は知らされていないままでした。
「人類の未来のためだ」と男たちがいうのですが…
本当にそうでしょうか。
こんな風に、本当のことを話すことができない人物が目立ちます。
また逆に、地球に残った娘は本当のことをいつも話していました。
誰も信じてくれないけど。
宇宙へ旅立った娘も、自分が感じたことを率直に話しました。
でもやはり、信じてもらえませんでしたね。
人類の未来をつなごうとする壮大なストーリーの中に
父と娘、家族の絆、信じることなど身近なテーマも描かれています。
良き父親が描かれている。
世界の父がこうだったら、こんなだったら…と思います。
劇中では、子どもたちと別れ、宇宙へ旅立ってしまうので
子どもに寂しい思いをさせた父親ではありますが
そういうことではないのです。
傍にいても、遠くにいても、子どもの事を常に大事に思って
子どもの未来を守ろうとするような…
一緒にいた父の存在があったからこその、娘なのだと思います。
とても長い映画で、途中どうしても用事があり中断しましたが
できたら映画館で見たい映画です。
それにしても、宇宙空間のでてくる映画って、肩に力はいるわ~
空気無いし、何かあったら、おしまい!感がすごいからでしょうね。
主役のマシュー・マコノヒー 、アン・ハサウェイもよかったです。
あと娘の子供時代のマッケンジー・フォイ、どこかで見たなと思ったら
「くるみ割り人形」のクララやっていた子だった。可愛いです。
ブラックホール、ワームホール、相対性理論、重力、五次元など
パっと理解しがたい言葉もでてきますが
そういうもんだ~と思って気にしないで見ました。
そしてここから映画の感想ではない話。
精神世界などで、「時間の流れは関係ない」と言われるのだが、
それがどういう意味なのか描かれています。
ウラシマ効果も使われているので、
「時間」て何?て改めて考えさせられます。
そして、唯一の女性飛行士のアメリアが2つの候補の惑星を選ぶ時に
「愛」という感覚で選ぶことを伝えていました。
常識とか理論でない感覚。
この映画は、一見、科学の知識をこれでもかと押し出しつつ
それでも、愛や高次元の存在について描いている側面があるのです。
これからますますそっちの世界が近寄ってくるのだと感じました。
今年も厳しい事象が立て続けに起きています。
毎日の選択、判断するとき、愛と美を忘れないようにしたいと思います。
読んでくださりありがとうございました。