こんばんは、ブレスレットメーカーでヒーラーな開運研究家・コンシェルジュ 

中村美功。(みのり)です。

 

時間の感覚とは。|

一昨日のブログで、道反之大神(ちがえしのおおかみ)のカードで
「私たちは前世から、また今世の過去から様々な思いを引きずっています。」
という言葉から、前世と今の過去(書きづらいわ)が同列になってるやん!と思いましたが

自分の過去のことで、失敗したこと、かなしかった事など
思いだして、クヨクヨすることは
確かに、未来の為にはならないのかなって想像はつきます。

先のことを心配してもダメだし、
過去のことを、引きずってもダメなのか。
まあなんとなくわかるような・・

でも、自己啓発の本や成功の秘訣的な話には
「過去の成功体験を引きずらない」と
成功したことも囚われていてはいけないそうな・・

徹頭徹尾、「今」なんですね。

「瞑想」の場合も、
今の呼吸を感じることや聞こえてくる音、
今、起きている現象に耳も心も傾けるように促されています。


「過去の出来事にとらわれていると、幸せになれない。」

それは、まさに今がおろそかになっているということでもありますし
過去の出来事を脳内で再現していることは
それをイメージトレーニングしているってことでもあります。

このことを考えると、思いだすことがあります。
それは、20年くらい前に祖母の知人が連れて来たお客様のこと。
祖母の占いのお客さんだったか、単に話をしにきたのかは忘れました。

お客様は70代くらいの女性でした。
悩みは、ご主人と離婚したいと思っているとのこと。
それは、結婚した20代の頃からずっと思っているとこと。
(周囲の人に、そう語り続けているそうです)

いつも一人暮らしをしようと思っている。(自分名義のアパートがあるそうです。)

特に金銭的に困ってることはないそうです。

ご主人への不満は、特には語らず。とにかく嫌なんだそう。(この辺はあいまいです)

私はびっくりしました。
このご婦人は、50年近くずっと離婚したいと思っているけど
でも、この50年間の間、何も変化もせずにいるのです。

50年の間、気が変わる出来事もなかったのかしら?
何かの節目に思い切って行動を起こすとかないのかな?
とかいろいろ思ったのですが、私は横に控えていただけですし、口をはさむ立場ではありません。

ただひたすら、「離婚する」ことを言い続けて目的にした50年。
家族や周囲の人に、不満をいい続けた50年でもあります。

 


「将来、離婚する」と未来のことを考えているようですが
過去におきたなんらかの事情で、「離婚したい」と囚われているこの状態。

 

タロットだったら「悪魔」のカードでしょうか。

wikipediaより

鎖に繋がれた男女がいます。

悪魔は、男性のしっぽに火をつけています。

お尻に火がつかないとわからない状態なんですね。

 

多いに不満はあれども

自分から鎖を解いて

状況を変えることはないんです。

 

 

この出来事は、私にとって、とても衝撃的な出来事でした。

 

時間は、平等に流れますが
時間の使い方は、ひとそれぞれですね

怒りや悲しみの50年
愛と喜びの50年
私は後者の50年にしたいです。

 

時間話、まだ続くかもしれません。