こんばんは、ブレスレットメーカーでヒーラーな開運研究家・コンシェルジュ 中村美功。(みのり)です。
今日はロミジュリの2回目の観劇でした。
「ダブルキャスト」は違うキャストごとに見たくなる嬉しいけど、お財布厳しいシステムなのでした。
さすがに全部のはいけませんので、「死」とティボルトが違う日を観劇しました。
最初から最後まで、印象的な楽曲と場面で、見れば見るほど、また見たくなる不思議なミュージカルかもしれません。
初回見た時は、まさか再演される度に見るようになるとは思いませんでした。
どのキャストさんも持ち味、魅力があって、よかったです。
若手のキャストさんもデビュー当時から知ってる方ばかりで、ベテランの方もおなじみの方ばかりで、若い力と安定の力融合した素晴らしい舞台でした。
少しだけキャストさんのことをかいてみますと。
古川ロミオも、気持ちのこもった歌とロミオの危うさ、純粋さの魅力であふれていました。「死」と絡むダンスも食い入るようにみてしまいました。
テニミュから始まってエリザベート、1798などなど、見る舞台でよく拝見していた古川さん。ロミオにはふさわしくないかもしれませんが、貫禄がついたといっていいのでしょうか。カーテンコールのあいさつも思いやりがこもっていて、感激しました。
ジュリエットの生田絵梨花さん。なんと可愛らしい声と容姿なのでしょうか。
シェイクスピアらしいセリフ回しも、ひたすら可愛くて・・だからこそ、ロミオとの別れの場面や霊廟の場面は心がうごかされまくりでした。
馬場徹さん、「熱海殺人事件」以来だと思います。(テレビでは時々拝見していますが)相変わらず、ユニークで、さらりとした中に、達者で独特のセンスが光る私には大変魅力的な俳優さんです。横顔も素敵。ヴェンボーリオの役柄とあっていましたね。
マーキューシオの平間さん、青い鬘(?)で危険なマーキューシオ、らしかったです。歌も踊りも素敵でした。
でもカーテンコールでは、なんと実直そうな!素敵なマーキューシオでしたよ!
広瀬さんのティボルトは、抑えた情熱が内からにじみ出るような抑えたティボルト、スタイル抜群で、いつみてもかっこいいですね。眼福です。(ミュージカル「1789」「エリザベート」など)
渡辺さんのティボルトは、まっすぐで情熱全開。熱い男。歌もすごくはっきりわかりやすかった。(渡辺さんもミュージカル「1789」とかいろいろ見ています)
本日は大千秋楽で、カーテンコールでキャストの方皆さま一言あったのですが、渡辺さんらしいサービス精神あふれて、うれしかったな~。
広瀬さんは、謙虚~!遠慮してすぐにすみっこにいこうとするの。それを渡辺さんたちが呼んでる姿もよかったです。
今回は、「死」の演技をじっくり拝見しました。2回目だから、いつもより余裕があって、過去は1回ずつだったから、物語、歌、ダンス、舞台衣装、セットなどおいかけるのが精いっぱいでした。
宝塚版には「愛」もいるんですが、こちらは「死」だけ。オリジナルも「死」だけ。
「死」が十字架と一体化しているところ、みんなの愛に苦しむところとか、象徴的だなって思いました。
大貫勇輔さんの「死」端正で、静謐で、指先が細くて、命を絡め取っていくような神秘的な雰囲気で、圧倒されました。怖いのですが、見とれてしまいます。
カーテンコールで、マイクがないので、渡辺さんとペアのようになって話している姿を見るとホっとしました。
長くなったので続きます。
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
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ロミオ:古川雄大
ジュリエット:生田絵梨花(乃木坂46)
ベンヴォーリオ:馬場徹
マーキューシオ:平間壮一
ティボルト:渡辺大輔
死: 大貫勇輔
キャピュレット夫人:香寿たつき
乳母:シルビア・グラブ
神父:坂元健児
モンタギュー卿:阿部裕
モンタギュー夫人:秋園美緒
パリス:川久保拓司
大公:岸祐二
キャピュレット卿:岡幸二郎