お客さんの中には、家族との関係で、冒頭で書いたように「気の弱い優しいタイプ」といいつつ、
結局、「家族がこれをやってほしいと思ってるだろう」「しないで欲しいと思ってるだろう」と気を回して、
家族が望むようにやってしまっているのでした。


それは命令されてはいないけど、結局、家族の思うとおりに動かされているのです。
彼女は被害者意識をもってないから素晴らしいのですが、世の中はこういう場合、大抵被害者面します。



家族のせいで、私の人生真っ暗・・みたいな。
○○のせいで、私はこんな風になった~とね。



血のつながりのある家族では、逃げられないところもあって仕方ないのですが
それでも、成人したらもう自分の人生で、自分の運です。
全ては自分で種をまいて、自分で育てた結果です。



そういう自覚の無い人は、いつまでたっても同じところで足踏みするしかないのだと思います。


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運の強い人でも、被害者意識の強い人がいます。


それは強欲で、今の状況を喜べないからです。
サービスされて当然、この境遇が当たり前という状況で、その状態が少しでも損なわれると、おおいに不満なのです。



世の中はバランスですね。
運が強すぎても、弱すぎても、うまくいかない場合がある。


自分がどんな人間か、どんな長所があるのか、また短所はなになのか
理解して、自分を律することが幸せのコツだと思います。


自分の喜びがなにか、知っていて満足できる人が幸せなのだと思います。