最初に「岩波ジュニア文庫版」で読んで、あまりにも面白かったので
これは普通の文庫で読まなくては!と思いまして、買いましたが何年経過したでしょう。
4巻セットですがやっと2巻を読み終えました。
読んでも読んでも進まないんだな、これがw
611ページあるんだけど、ジュニア版にはない物語の筋に直接関係ないその時代の政治や風習、そして市民の生活や歴史もいっぱいはさんであるのです。
わかんないことがあったら、注釈もあるけど、今はPCもあるし、すぐ調べられて便利ですよね。ですが本当に時間かかるのね~
肝心のバルジャンやコゼットのところいなると、ゆっくりゆっくり読みたくなるし・・
でも、2巻の途中からついに「マリユス」が登場。
「マリユス」は舞台と境遇がちょっとどころかかなり違う気が・・
そして「マリユス」の人物造詣はジュニア版ではかなりはしょっていたので、本当にこちらを読んでよかったです。
深いです。でも舞台で描かれている不器用で、まっすぐな部分はそのまんまです。
で驚いたのが「アンジョーラ」。どんだけ美形やねん!どんだけ有能やねん!
もう天使のごとくの美貌ですよ。とにかくアンジョがどれほど美しく、人をひきつけるか、ず~~~と書いてある!
なんか意外でした。
とにかく楽しいです。
読書、最近本当に時間かかるようになったけど、やっぱり楽しいね。
少年文庫版