生きて死ぬ私 (ちくま文庫) (文庫) 茂木 健一郎 (著)

「CREA」巻末の連載に茂木健一郎さんが「となりのセレンディピティ」
というエッセイをお書きになっています。

「偶然幸運に出会う能力を、「セレンディピティ」と呼びます~」
「幸せを掴むには覚悟がいる」
「幸せは出会いから始まります~
自分の中にある宝物に気付かせてくれる友人は最高です。
様々な人との出会いを通して、私たちは幸せの種を交換し合っているのです。」

いい言葉ですよね。
そうありたいと思います。

「生きて死ぬ私」は茂木さんが33歳の時に上梓された本。
答えとか結果を求める人には向かないけど
生きること、死ぬことについて考える手助けになってくれる本だと思います。

神の沈黙とか奇跡が起こらないことについて。

ファラデーの「自然が、ときには人間の予想できないほどの自由で豊かな振る舞いをすることがあることを知っている」
という言葉とか。

確認できて、安心します。