Bonjour ニコ

 

前回は留学先大学、Sciences Po Lyonについて紹介しましたが、今回はそもそも私の所属する大学について紹介したいと思います。(紹介というかこの大学に辿り着いたワケ?)

 

そもそも私が通っている早稲田大学の国際教養学部(通称SILSシルスと読みます)は、日本語を母語とする学生に対しては在学中4年間のうち1年間の海外留学が義務付けられいます。

 

つまり、高3のときに流れで受験して合格、「早稲田でこの学部しか受からなかった」「国際○○って響きがいいから~」などの理由で何となく入学してしまったら最後、蓋を開けたら授業は全て英語で行われるし、留学しないと卒業できなし、と散々な目に合います。えーん

 

実際、私の知り合いにも数人います。「大学受験で早稲田の全学部受験したらここだけ受かってよく分からないまま入学しちゃった!」と。必然的に英語力も鍛えられるし、留学に行けば何かしら学びはあるので結果オーライかもしれませんが。

 

とにかく、SILSは1年間、海外留学をしないと卒業できないシステムです。

 

幼少期に父の仕事の関係で5年程アメリカに住んでいた経験がある私は、高校生の頃から今度は自分の力で留学をしてみたい、できれば英語圏以外で新しいことを学びたい、と思っていました。アメリカ

 

大学選びで重視したことは

・在学中の留学制度が整っている大学ないし学部

・英語力がより鍛えられる

・両親をある程度安心・納得させられる偏差値の大学(笑)

・1年次は興味分野を探すための勉強が幅広くできるが、卒業までには専門性のある知識と教養が身に付く

の4点です。

 

最初の3つの条件を満たす学校はSILSの他にもいくつかありましたが、4つ目の点でSILSに魅力を感じました。

 

高校3年生の時点では、国際関係や日本と外国の文化の違いになんとなく興味があった程度で、学びたい分野が具体的に決まっていなかった私にとって、1年次に分野にとらわれず幅広く勉強できることはかなり大きなポイントでした。しかし、同じような特徴を持つ大学学部は他にもいくつかありました。(ICU、慶應のSFC、上智の国際教養学部、法政のグローバル教養など)

 

その中で早稲田に決めた理由は

 

・大学の規模が大きく、他にも多くの学部が存在するので他学部副専攻という制度を利用して国際教養学部の唯一の弱点である「専門性の欠落」をカバーできる

(専門性を高める為の留学でもあります。笑)

・実現するまでのステップが多く、途中で諦めてしまいそうな海外留学に、ある程度強制力を持たせていて、在学中の交換留学の実現性が一番高かった

 

からです。

 

 

結局、私は1年生の前期で受けたヨーロッパ学や政治学の授業をきっかけに比較政治学や政治と法律の関係性に興味を持ち、1年後期から全学副専攻制度を利用して法学部の授業を履修しています。法学部の授業では主に日本の法律について勉強するので、それを海外諸国と比較するためには留学先で国際政治を学ぶことがが必要不可欠だと考えました。

よって、留学先としてリヨン政治学院を選んだ、という流れです。太陽

 

長々と書いた上に私の独断と偏見にまみれた文章ですが、早稲田の国際教養学部の魅力が少しでも伝わると嬉しいです。

 

ではまた! Bisous口笛

入学式の写真。ここで供養しておきますねー