※朝の予約投稿です
#37 「Liar」
「冗談じゃないと良いな、って、、、なに?」
「、、、つまりその、」
「あぁ~あ、要するに僕が、今回の引き抜き作戦とやらに腹を立ててるからって事?、言っとくけど、僕はそんなつまらない男じゃない」
「、、、うん、そうか」
「ところで食料とか飲み物はあるの?いつも僕たちが持参しないとロクなモノないんだから。勝手に冷蔵庫見させてもらうよ。ん~、この時間だと食事はもう要らないとして、軽くなにか作ろうかな」
「、、、、、」
ユノの一言には、本当は、
もっと別の意味合いを含んでいたのだろうけれど、
ユノ自身もそれをはっきりと言葉にする勇気はまだなく、
チャンミンに至っては、そんなユノの気分を察し
どこか気が逸り、
自問自答するばかりで会話としては成立していない。
その場に突っ立っていたユノは
自分の家乍ら居心地の悪さを感じ、
とりあえず着替えでもしようと自分の部屋に向かうと
溜め息を吐きながらベッドに座り込んだ。
「はぁ、、、参ったな、、、」
のそのそと着ている服を脱ぎ捨て
今朝脱いだままのスウェットに片足を突っ込んだ時、
シャンパングラスを手にしたチャンミンが
部屋をのぞいた。
「へぇ、まぁまぁ片付いてる(笑)、この間来た時は物凄くCDや洋服が散乱してたけど」
「あの時はたまたまだって。今はちゃんとボックスにしまったから」
「たまたま?、いつもそう言ってる(笑)。あ、シャンパン飲もうよ。ドンへさんが持って来たんでしょ、これ。軽くて美味しそう」
「そうそう。飲もう飲もう」
「、、、話も聞きたいし」
「話さなくちゃな、、、」
ふたりはリビングに移動し
お互いのグラスにシャンパンを注ぎ合った。
いつものような笑顔はなく
表情は硬いまま。
いつ話しかければいいのか
タイミングが掴めない不器用な二人は
しばらくの間、面白くもないテレビ番組を見て
間を持て余していた。
けれど、時間はどんどん過ぎていき
いよいよ司会者がお別れの挨拶をした頃、
ユノがふいにテレビを消して
ぱんぱん、と自分の膝をはらった。
「チャンミン、ごめんな。俺は、君の人生を変えようとしてた。修行してる君をみて、自分の店を持つのが夢だと分かってたはずなのに、、、親父達の言いなりなんて浅はかだ。、カッコ悪いよな」
「だけど、それはあなたの本意とは違うんでしょう?そう言ったから、Chloeさん達も僕も安心したし、怒るのやめたんだから」
「だけど、最初は、、、」
「それは仕方が無かったんでしょう?理解してるよ」
「さっき店で、俺がこの支社に来たのは、君を追って来たからだ、と言ったよな」
「え、あぁ、うん、、、けど以前、ここの業績が悪いからお父さんに立て直すよう命じられた、って」
チャンミンの記憶の通り、
ユノは以前話した事がある。
その時は
婚約の話を解消したいと申し出たユノに対して
会長である父親が提案したのは、
売り上げの悪い支社の利益を上げて軌道に乗せられたら
認めてやるという交換条件だ。
「でも実は、そこにもうひとつ、秘密がある」
「、、、よくない事?」
「さぁ、、、」
「聞かせてもらう。なに?」
「俺が婚約を破棄したい理由として、好きな人が居るからだ、って言ったよな」
「うん。お父さんにもそう伝えたって聞いた」
「うん、、、。チャンミン。俺、ずっと考えてた。ずっと迷ってた。、、、だけど、ここに来て君と話せるようになって、間違いじゃないと気付いた」
「うん、、、?」
「俺、嫌われるかも」
「え?なんで?」
「気持ち悪いと思われるかもしれない」
「僕が?どうして、」
「だから怖くて、何度もこの気持ちを消そうとした」
「怖いって、なにが」
「俺は、、、」
「うん」
「君の事が好きだ」
つづく
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
アメンバー申請を下さっている皆様、
メッセージを送って下さった方
お返事出来てなくてすみません![]()
通知が届いてなくて
わたしが気付いたのが
今日(土曜日の深夜)でした![]()
完全に気付きそびれ、
お返事しそびれてしまって
申し訳ないです(TωT)
また改めて
お返事や承認作業をさせて頂きますね![]()
新しいご縁
ウレシスです![]()
最近のわたしが、
何をしていたかというと、
Instagramをフォローして下さっている皆様は
ご存知だと思うのですけれど、
まぁ、、、色々ありまして
身体も気分もイマイチ調子が上がらず
なかなかに
ボヤボヤしておったわけでして←
年末だというのに
3泊4日で家を空ける予定なので
今のうちに「年末大掃除」に
取り掛かったりしてまして
(ぜんっぜん!捗らないのよコレが!)
オーラスとか
ビギイベとか
雑誌も続々だしで
こんなんなってます。
とりあえず
来週はヘアサロンに行って
ヘアカラーチェンジと
何気ツーブロにしたろかな、と思っています。
左側だけだけど。
なんで今ツーブロかって?
ふふふ、、、
単純に、髪の毛を耳にかけるのが
めんどくさいから。
初老には色々あるんだよ←いゃ何がだよ
ユノとチャンミンのツーブロは
めっちゃイケてる
超完璧![]()
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ホミンちゃんみたいには出来ないけど
さりげなく
ちょこっとだけ刈るよ
多分。
サロンの担当さんが
納得してくれたら。←ここが難関w
いつもお立ち寄りくださり
のろのろのんびり更新でも
生温かい目で←
優しく見守ってくださって
ありが
ございます
読んだよの
お願いします![]()
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こちらもぜひ![]()
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