ホミン小説Snowy prince・146「予感」+助けてホミンちゃん | 東方神起小説 Lily♡ホミンの香り

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ユノとチャンミンがいる限り
みんなと一緒に「We are T!」







Snowy prince・146「予感」





「君たちは、東方神起」


僕たちがこの世界で活動するにあたっての
グループ名が決まった。
そしてその日の夜はヒニムから、芸能界という組織の成り立ちや
業界の決まり事、関係者やファンへの振る舞い方まで細かく教えてもらった。

とても一晩では覚えきれないと不満を言うと、
現場に行って慣れれば自ずと身に着くものだよ、と
まるで何でもない事のように簡単に言う。


「あぁ、、、ここに来て少し怖くなってきちゃった」

「そうか?面白そうじゃん」

「ったくPrinceったら。話しだけでビビってんじゃないの。言っとくけど、僕の計画はもっともっと壮大なんだからね。何の事かわかる?」

「、、、Snowyは世界中に居るだろうから、それはつまり、」

「ワールドツアー、、、だな」

「ピンポーーン正解。但し、そんな簡単には出来ないから、まずはこの国とアジアで、爆発的に君たちの名前を広める覚悟で挑んでね」

「頑張らなくちゃ、、、」

「どんな事でも協力する。最高のマネージメントをしてみせるよ」

「頼りにしてる。、、、この1年間で、必ずSnowyを連れて王国へ帰ろう」

「うん。必ず」



この夜は、今後の計画も色々と話し合い、
気が付けばすでに日付が変わっていた。
空間を移動する時と、時の流れの違いは予想以上に僕たちの体力を奪ったようで、
誰が先という訳でもなく、そのままリビングで眠ってしまった。



翌朝、カーテンの隙間から差し込む朝日の眩しさで目が覚めた。
さすがのヒニムも疲れていたのか、いつもは早起きなのに
完全に熟睡していて起きる気配がない。


「ふたりとも良く寝てる、、、それにしても、ヒニムはいつの間に服を脱いだんだろ?本当に不思議な人。、、、さ、朝食の支度でもしておこうか」


二人が目を覚ましてしまわないように、そっとリビングを出てキッチンへ移動した。
料理はあまり得意ではないけど、ユノが王国へ来てから
夜食とかブランチを何度か作ったりしてるうちに
少しずつレパートリーが増えて、今ではカルボナーラなんて中々の腕前。
誰かの為に食事を作り、誰かと一緒に食事を摂るなんて、
些細な事かも知れないけど、僕にとっては多大なる幸せな事だ。


「、、、チャンミン、」


「あ、、、ごめん、起こしちゃった?」

「ううん、、、そろそろ起きる時間だからそれは良いんだけど、、、ご飯作ってくれてるの?」

「冷蔵庫のもの勝手に使ったけど、良かったかな」

「もちろん良いに決まってる。みんなのものだから遠慮なんてしないで自由にして。、、、で、ユノは、、、まだ寝てんだね、、、蹴り入れるしかない」

「うわ!!やめて、やめて」


ユノは起こし方を間違えるととても機嫌が悪くなるから
咄嗟に止めたんだけど、、、キッチンからだと間に合わなくて、
ヒニムのドロップキックは、ユノの腰辺りにキレイに入った。
一瞬呻きをあげたユノは、眉間に皺を寄せて不機嫌そのもので起き上がり
ヒニムをにらみつける。



「痛でっ!!、、、ンだよ、ったく!!」

「は?なにその怒った顔。こっわ!」

「朝からなんだよ。、、、喧嘩売ってんのか!」

「やーだー、こーわーいー。、、、っていうか、僕に勝とうなんて10万年早いからね」

「うるせー!こっち来い!」

「や!なに、やめ!!」


ユノがブランケットでヒニムを包むようにして抑え込み、
寝起きだっていうのに格闘技さながらだ。
朝の優雅なひと時なんて、僕たちには無縁のように思える。


けど、、、、、
朝からなんて楽しいんだろう。
閉鎖的な国、閉鎖された環境の中でしか生きて来なかった僕にとって、
何もかもが楽しくて仕方ない。

ユノと出逢ってから、その全てが一変し、
そこにヒニムが加わってからというもの、
それは何倍、何十倍にも増している。
この二人の絡みはいつまで見てても飽きないけど、
そろそろストップをかけようかな。


「ね、スープが丁度いい感じだよ(笑)、ほら、席に着いて。朝ごはん食べよう」

「お!やった。大好きなものばっかり」

「ったく行儀が悪いったら。、、、チャンミン、ありがとぅ♪いただきます♡本当に良い子だね、君って。暴力的で欲求不満の、こちらのユノさんとは大違い」

「は?なんて?あ~~あ、確かに俺は欲求不満だけど、それは俺が悪いのか?」




「、、、言われてみればそうね。欲求不満にさせてる人がいるって事だもんね」

「チャンミンだろ、それ」

「それもそうだ。チャンミンったらいけない子ね。焦、ら、す、なんてどこで覚えたの」

「、、、くだらない。ばかばかし過ぎる。もぅいいから、、、早く食べろーー!」



初日の朝はこんな風に賑やかで、
これからの10年間がとっても思いやられるというか
期待せずにはいられないと思った(笑)

それから僕たちは身支度を整え、
ヒニムが所属している事務所へと向かう事にした。


「あぁ、ユノ。疑似の実、ちゃんと持ってきてる?事務所の人間全員にも飲ませるし、これから君たちを連れて行くところの人間にも全員使うから、幾つか持ってきてね」

「どうやってそんなたくさんの人に使うの?王国のホビットに向けてSOSをすれば何とかなるとはいえ、大事に使わないと、、、」

「大丈夫。ウォーターサーバー使うんだろ」

「正解。韓国は一般家庭にもかなり普及してるしどこにでもあるの。当然テレビ局や事務所にもある。みんなその水を飲むんだから一番効率が良い」




つづく




゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 



こんばんは(*'ω'*)


今日は寒かったですねぇ


ホミンちゃんでも眺めなきゃやってらんないっつーの!
ほらっ
ホミんちゃん、カモン!!



「、、、ヒョン。またリリィさんが鬱陶しいですよ」

「ん"ん"っ!?なんで?リリたんがどしたの?」

「あ、いゃ、そうじゃなくてですね、リリさんはどうでも良いんです。早く帰りましょう。リリさんて湿気ちゃうと面倒臭いですから、、、」




「というわけで、リリさん僕たち失礼しますね」

「ん~~~、そっか、、、なんかいつもよく分かんないけど、チャンミナがそう言うからユノ達帰る。じゃ、またね~」



あ、そ

またいつもの「置き去りパターン」ね




良いタイミングでCM来ましたね~♡
会報も届いたし、嬉しいな♪




「たはっチャンミナ、一番きれいで可愛いじゃ~~ん


ですよね。しあわせシアワセ(*´▽`*)



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