Snowy prince・79「愛」
山を降りてから、休むことなく城に向かって歩き続け
あたりは徐々に暗くなってきた。
来る時はとにかく気持ちが先走って
荷造りも適当だったけれど、帰りのリュックは色々と中身が増えて
ずっしりと重く、早いペースで体力を消耗しているのが分かる。
とはいっても、間抜けな事に、食べ物を入れてくるのを忘れた。
持っているのは、水といちご味のドロップが数個。
「あぁ、、、腹減ったなぁ。ドロップなんてつい噛んじゃって、あっという間だよ、、、」
途中、2度ほど休憩をして、あっという間に
水もドロップも無くなってしまった。
「そういえば、来る途中も爺ちゃんが持ってきてた食料を直ぐに食べちゃって、、、叱られたんだった、、クク(笑)」
、、、って、笑ってる場合じゃない。
周りを見渡すと、美味そうな実がついてる木がちらほらあるんだけど、
見た事のない実だから、食べられるかどうか分からない。
木の実をジッと見上げていると、腹がキュゥとなって悲しくなってきた。
「はぁ、めっちゃ腹減った。あの実、食べてみようかな、、、いゃ、でもなぁ、、、ま、毒のある実なんて滅多にないよな。食べちゃおっかなぁ~、、、なんて、、、」
、、、危ない。
腹が減りすぎて判断が鈍ってる。
「あーーーもぅ!!こんなことしてる場合じゃない!さっさと歩け、ユノ!城に帰ったら何かあるはずだ!」
ぷるぷると頭を振って、城に向かって再び歩き始めた。
けど、何時間も一人黙って暗い夜道を歩いていると、
どうしても長の事が頭に浮かんで、泣けてきそうで困る。
もっと早くに巡り合いたかったとか、
やっぱり一緒に連れて帰るべきだったんじゃないかとか、
今更ながらの迷いが蘇って、心の中がグズグズと曇る。
闇夜の静けさと空気の冷たさが相まって、
一人でいる事がたまらなく寂しく、
今すぐチャンミンの温もりに触れたいという衝動に駆られた。
そして、いつの間にか街の灯りはすぐ目の前。
気持ちは今すぐ駆け出したいのに、体が疲れ切って思うように動けない。
喉の渇きがひどいけれどとっくに水は無いのだから、さすがに足元がおぼつかなくなってきた。
とりあえず休もうと立ち止まったその時だ。
段々と近づいてくる馬の蹄の音が聞こえきて、
てっきり野生馬かと思い、怠い体を引きずるように
あぜ道の端へと移動した。
「ユノ?、、、ユノ、、、そこに居るの?」
「あぁ、やっぱりそうだ!ユノ!」
鞍もついてない馬から飛び降りてきたのは、
間違いなくチャンミンだった。
「ユノ!!逢いたかった!!」
「うわっ!ちょ、ちょ、、、」
駆け寄ってくるなりいきなり抱きつかれ、
疲れ果てていた俺は両腕を広げたものの、
その勢いをとても受け止めきれずに
チャンミンを抱えたまま尻もちをついてしまった。
「うっわ!痛ってぇ、、、」
「え!ユノ、大丈夫!?どこか怪我でも、、、あ!もしかしてどこか具合が悪いの!?」
「腹が、、、」
「腹、、、お腹痛いの??大丈夫?薬は?」
俺よりも弱ったような顔をして、
「うっわ!痛ってぇ、、、」
「え!ユノ、大丈夫!?どこか怪我でも、、、あ!もしかしてどこか具合が悪いの!?」
「腹が、、、」
「腹、、、お腹痛いの??大丈夫?薬は?」
俺よりも弱ったような顔をして、
チャンミンが顔を除き込んでくる。
「ぷっ(笑)違うちがう(笑)、腹が減って、、、」
「え?あ、、、なんだ、、、あは(笑)、あぁ良かった。、、、ほら、僕に捕まって。立てる?」
「あぁ。ところでお前、、どうしてこんな時間にこんなとこに?」
「ん、、、今夜ユノが帰ってくる気がして起きて待ってたんだ。でも、もぅ真夜中だし、心配で居てもたってもいられなくなって、馬に乗って走り出してた。」
「そっか、、、以心伝心だな(笑)、もぅクタクタだったから、迎えに来てくれて助かったよ。ありがとう。」
「お礼なんて良いから(笑)ほら、僕の手にしっかり掴まって。」
「ぷっ(笑)違うちがう(笑)、腹が減って、、、」
「え?あ、、、なんだ、、、あは(笑)、あぁ良かった。、、、ほら、僕に捕まって。立てる?」
「あぁ。ところでお前、、どうしてこんな時間にこんなとこに?」
「ん、、、今夜ユノが帰ってくる気がして起きて待ってたんだ。でも、もぅ真夜中だし、心配で居てもたってもいられなくなって、馬に乗って走り出してた。」
「そっか、、、以心伝心だな(笑)、もぅクタクタだったから、迎えに来てくれて助かったよ。ありがとう。」
「お礼なんて良いから(笑)ほら、僕の手にしっかり掴まって。」
先に馬に跨ったチャンミンに引っ張られながら、
モタモタと俺も乗りあげ、久しぶりに感じるチャンミンの体温に魅かれ、
何はともあれ、後ろから抱きしめて背中に額をくっつけた。
「ん?ユノ、大丈夫?さぁ、帰ろう。僕たちの城へ。」
「うん、、、あ、待って。その前にちょっと、、、、」
肩越しに見つめるチャンミンの頬に手を添えて
大切に、ゆっくりと口付ける。
「、、、あぁ、安心した。」
「もぅ、、、(クスクス)さ、行くよ。しっかり掴まってて。」
つづく
※gif画はちゃるさんからお借りしています。ありがとうございます♪
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
㌧ばんは♪(∩´∀`)∩
さぁ。
やっとユノは街のふもとまで戻り
迎えに来てくれたチャンミンと再会出来ました。
良かった、、、(TωT)
・・・・・・ってなところでですね、
ここで一旦、お休みを頂きます。
というのも、
実はわたし、明日(金曜日)から渡韓するのです。
それまでに、ユノとチャンミンに逢って欲しかったので、
とにかくここまで書きましたン

(∩´∀`)∩ワーイ
で、
今回の渡韓(ライブ開催)に関しては、色んな所で賛否両論あって、
「東方神起」の事を悪く言い始めてる人も何人か見掛けましたけど、
そのことに対してここで意見を述べても
堂々巡りにしかならないので何も言いません。
で、
今回の渡韓(ライブ開催)に関しては、色んな所で賛否両論あって、
「東方神起」の事を悪く言い始めてる人も何人か見掛けましたけど、
そのことに対してここで意見を述べても
堂々巡りにしかならないので何も言いません。
きっと分かり合えないでしょう。
ただ、このライブの為に渡韓する人全員の事を、
「馬鹿」呼ばわりするのはどうなのかな、、、と思う。
これ以上はやめておこうか。(=ω=;)
とにかく、渡韓する殆どの人達はそれなりの覚悟をもって、
アルコール消毒やマスク、手洗い、現在の韓国の感染者の様子など
こまめにチェックして準備もしてる。
出来る限りの予防はしていくし、やります。
私らにも家族居るんやし、そこはちゃんとするよ。
とにかく
気を付ける。←誰に言ってんの(=ω=;)
ってなわけで、モヤっと感あるけど、
わたしは行くでね。(・ε・)
ってなわけで、モヤっと感あるけど、
わたしは行くでね。(・ε・)
ライブ開催する「東方神起」の事を悪く言ってる人もいるみたいやけど、
そこはやっぱり「大人の事情」もあるわけで
あの子達が悪い訳じゃないんだから、
勝手な事言わないでほしい。
とにかく無事に終えられるよう、祈ります。
で、もっかい。
いってきますね♪(*^-^*)
帰国するまで、
Snowyは待っていて下さい

絶対待っててよ!
(強制かよ!)( ̄□ ̄;)
でぁでぁ


月曜日夜のエアーで戻ります( ・ω・)ゞ
※リコメ完了しています♪(*^-^*)みんなどうもありが㌧♪


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