ホミン小説Snowy prince・54「共に」+ホミンちゃんアニメについて | 東方神起小説 Lily♡ホミンの香り

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ユノとチャンミンがいる限り
みんなと一緒に「We are T!」






Snowy prince・53「共に」




朝、目を覚ました僕は、隣にあるはずの温もりを感じられず
すぐに目を開けてきょろきょろとユノを探した。

僕が寝ている間に隣のベッドにでも移ったのかと思って
振り返ってみても、ベッドメイキングは綺麗なままだった。

「ユノ、どこ、、、」

不安になって起き上がり、耳を澄ませた。


ザーー、ザーーー、


バスルームから水の流れる音が聞こえて、
急いでベッドから這い出して駆け寄り、勢いをつけてドアを開けると
既にシャワーを済ませたらしく、ストロベリーエッセンスの香りに包まれたバスルームで
歯磨きをしているユノの姿があった。


「ユノったら、、、」


安心した僕は一気に気が抜けて、
ゆらりと壁にもたれかかった。



「(モゴモゴ)、、ん??あ、ヒャンミン、おあよ。(ゴシゴシゴシ…)」

「もぅ、、、。どこかに行っちゃったかと思った。」

「(ガラガラガラ…)、だ~からお前は。なんでそんな心配するんだよ。ムーダー(笑)」


タオルで口を拭きながら無邪気に笑って
通りすがりに僕のあたまをくしゃくしゃにした。

一瞬でも、ユノがここを出て行ってしまったんじゃないかと
疑ってしまった自分が不甲斐無い。

僕はこの国を閉鎖すると決めた時、ユノも人間界へ出てほしいと願った。
ユノをここに縛り付けるより、僕の分まで外界で自由に生きてほしいと思ったからだ。

それなのに、実際はどう?

ちょっと姿が見えないだけでこんなに動揺するなんて
かっこ悪いったらない。

ユノの襟足からポタポタと床に落ちた水滴を拭きながら
そんな自己嫌悪に煽られた。



「チャンミナ。」


ソファーに座ったユノがこっちを向いて、低いトーンの声で
徐(おもむろ)に僕の名を呼んだ。
いちいち緊張して、ドキッとする心臓が鬱陶しい。


「、、、え、、、あ、、、なに?」

「俺を信じろ。約束しただろ?どこにも行かないって。」

「うん、、、分かってるんだけど、、、ごめん、」

「ほら、お前もシャワー浴びて来い。今日は大事な日だし、王様がそんな暗い顔してちゃダメだろ?ん?」

「そうだね。、、、あぁ、僕は弱いな。」

「それは違うよ。」

「ん?」

「お前は誰よりも強くて賢い。ただ、俺の前だと、ちょっと本音が出ちゃうって事だろ?それで良いんだよ。それって俺、すっごく嬉しい。俺は特別って事だもんな♪」



葛藤に苛まれて困ってるっていうのに、あっけらかんとしてそんな事を言うから
僕は何だか拍子抜けして、思わず笑ってしまった。


「ぶっ!!あはは(笑)。そう。ユノは特別な存在だもの。」

「だよな~♪、、、それと、チャンミナ。」

「うん?」

「熱は下がったみたいだけど、、、その、、、体は大丈夫か?カ・ラ・ダ。」

「、、、?、あっ!!、、、う、うん、大丈夫。、、、熱下がったし、、、って、あぁ~~もぅ!昨夜のこと思い出したらまた熱が上がりそう、、」

「あははは(笑)、ね、鏡見て?お前、耳まで真っ赤だぞ。ククク」

「誰のせいだと、、、!はぁ、、、シャワー浴びてくる!」

「待ってる~~♪クックック(笑)」


ユノのお陰ですっかり気分が変わった。
本当に、、、本当にユノは特別。

それから僕はユノに言われたようにシャワーを浴び
刻一刻と迫る「閉鎖宣言」を前に、気持ちを切り替えた。

シムチャンミンから、王・シムチャンミンへ。





つづく




゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 


んーー…

お話しが進んでませんね。

でも、どうしても、二人が結ばれた翌朝の様子を書きたかったの。

ほのぼのとした、あったかい二人の姿を。





昨日ブログで紹介させて頂きましたホミンちゃんアニメですが、
「どうやって作ってるの??」
というご質問を何度か頂きましたのでお答えいたします。

あれはFramyというアプリで作っているんですよ♪
背景とか動きのパターンが幾つかあって、それを上手い事組み合わせて
ちょっとずつ録画して、音楽つけて編集、って感じです。

なので、わたしは大したことしてないんです……

前回も書いたけど、ちょっとのアイデアとちょっとの手間だけ。


お。
今夜のカウントダウンTV。
「サクラミチ」は29位でしたよ
桜**



ではでは
今夜はこの辺で失礼いたします(*^-^*)


おやすみなさいキラキラ





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