ホミン小説Snowy prince・51「共に」 | 東方神起小説 Lily♡ホミンの香り

東方神起小説 Lily♡ホミンの香り

東方神起小説 Lily♡ホミンの香り
ユノとチャンミンがいる限り
みんなと一緒に「We are T!」

※今回から通常公開となります。
※若干の腐要素を含みます。苦手な方はご遠慮ください。








Snowy prince・51「共に」








「チャンミン、、、落ち着いた?」

「、、、ん、、、あっ、ごめん、重かったでしょう?」


慌てて上体を浮かせると、ユノは平気だよ、と笑いながら腰の位置をずらして
何気なく"僕"を外へ促した。


「あっ、、、ごめん、、僕ったら、、、」

「(笑)、あやまってばっかりだな。」

「あ、、、、ごめん、」

「ほら、また(笑)、、、あ~、さっきせっかく風呂入ったのに、また汗かいちゃったな。」

「ほんと。(笑)このままじゃ気持ち悪くて寝られないよ。」

「よし。洗ってやる。」

「え、あ、ちょっ、、、ユノ!待って、」


ユノは勢いをつけて起き上がり、僕の手を引っ張って
バスルームへと連れて行った。

バスタブにお湯を溜めている間、ユノは甲斐々しく
僕の体を洗って、頭も洗ってやると言うから、
大人しく世話を焼かれることにした。



すっかり綺麗にしてもらった僕は先に湯につかり
シャワーを浴びるユノの姿をじっくりと観察する。
僕に比べて肌が白く、ほどよい筋肉がついて逞しく
太腿は馬のように太くて、胸は少し大きくて、、、


「こら。」

「、、、ん?え、あっ、、、え?」

「あんまり見るな。恥ずかしい」

「あははは(笑)」


頬を赤くして照れるユノがとても可愛くて愛しくて。
僕は手を伸ばして指先を握り、そのまま湯船に誘った。

向かい合わせに座ったユノは、どういう訳か笑顔が消えて
何か言いたげに口先を尖らせていた。




「ユノ。」

「、、、ん?」

「何か、話でもあるの?」

「うん、、、、」



これ以上まだ何か秘密があったらどうしようかと
少し怖い反面、何があってもユノが居てくれるなら大丈夫だと
一瞬のうちに頭の中が駆け回る。


「ねぇ、ユノ。僕には隠さずなんでも言って?もぅ、、、秘密は嫌だよ。」

「(笑)、大丈夫。秘密なんてもぅ何も無い。たださ、、、お前、覚えてる?」

「、、、なにを?」

「鏡を割っても俺が影響を受けないためには、王に血を分けて貰えば良いんじゃないか、って話だよ。」

「もちろん覚えてる。ユノは言ったよね。僕らがひとつになれば同じことだ、って。」

「どう思う?」

「どうって、、、」

「体に何か変化はない?」


そう言われても、まだ余韻を保って、
体の一部が熱い事ぐらいしか思い当たらない。

というよりも、僕は父が亡くなった時にその全てを継承した瞬間でさえも
特別な変化は何も起こらなったのだから、、、




「んー、、、ずっと体が火照ってるけど、今お湯につかってるんだし、それに、、、、あの、、、初めての経験をして、体も心も昂ぶってるからだと思う。」

「湯に入ってるからってのは、体の外だろ、、、あぁ、風呂に入ると体の芯まで温まると言えばそうだけど、そういう意味じゃなくて、そうじゃなくて、なんていうか、その、」

「(笑)、待って、ユノ。何が言いたいの?落ち着いて。」

「だから、、、えっと、お前は氷で、俺は炎だ。」

「うん」

「体の中というか心の奥というか、本能的にというか、、、とにかく、体の中に火を感じない?」

「確かにすごく熱い部分はあるよ。どこ?って聞かれてもよく分からないんだけど、、、ユノを受け入れてからずっと続いてて、ちっとも熱が引かない感じがしてる。」

「氷が解けるような?」

「う、、、ん、、、、そうだね。そんな感じもする。」

「お前の中に炎が宿った証だと思わない?、、、俺の手。見てて。」




そう言ってユノがすっと手を上にあげ、
炎を出した時のように一度ギュッと握ってから
空間に向けてパッと指を開くと、砂のような粒が
微かな光を放ちながら一瞬だけ、現れて消えた。


「なに、、、今の。なんだか、粉雪のように見えたけど、、、」

「やっぱり。、、、さっき、汗を払おうとして手を振った時、炎の代わりに冷たいものが出た気がして、、、それでもう一度試したら、やっぱり同じ事が起こって、、、、」

「つまり、それって、、、」

「俺の中に"雪"が芽生えたって事だろ。要するに、俺の中にお前が。」








つづく




゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 



バンビ㌧ばんわユノサイいちご(これ書いてる今は3時だから、予約投稿にするね)


数回にわたってアメ限記事にしててすみません。
アメパトさんが本当に恐ろしくて……

((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタカタ

このぐらい怖いんダモン・・・

何回か捕まると、ある日突然アカウントごと削除とか……
怖すぎるし横暴すぎるわ!


それでまぁ、とにかくですね、
無事にアメ限記事のシーンを書き終えて
またこちらのお部屋で通常運転となります
いちご

また可愛がって頂けると嬉しいですいちご


わたしは、一応ランキングに参加しています。

が!

元々夜更かし体質でもあり、深夜の方が集中できるからという理由もあるのだけれど、
自分の書くものに自信がないというのもあり
殆ど夜中にこっそり更新なのですが、、、

それでも、

アメ限をきっかけに、「ちゃんと全部読みたいから
雪の結晶」とか、
「続きが気になりますcrystal*」とか、
「とても面白くて最後まで全部読みたいです
雪」などなど、
アメンバー申請して下さった方が何人もいらっしゃり、
私自身、めっちゃビックリしつつ

震えが来るほど嬉しかったですハート

本当にありがとうございました
いちご

そして、コメントをくれる皆様。
忙しいのにごめんね
汗いつもありがとう(*^-^*)

書けない時は書けなくても良いから無理しないでね♪
でも、反応があるってことはやっぱり

超超チョーーー嬉しいので

時には構ってやって下さい←さみしがりやか!
ユノサイ

次もまた書こう!って、やる気を貰えるんです。
マジで。


そんなこんなですが←どんなだよ
( ̄ー ̄;

これからもどうぞよろしくお願い致します
いちご









東方神起ポチうちわお願い致します♪

にほんブログ村


東方神起ポチいちごこちらもぜひ♪

二次小説ランキングへ