(ホミン短編)同調(その五) | 東方神起小説 Lily♡ホミンの香り

東方神起小説 Lily♡ホミンの香り

東方神起小説 Lily♡ホミンの香り
ユノとチャンミンがいる限り
みんなと一緒に「We are T!」






同調・その五





「寝てる時にするなんて、勝手だよな、、、ごめん。」

「うぅん、、、、謝らなくて良いよ。でも、、、」

「言えなくて、、、」

「うん、責めるつもりはないから良いんだ、ヒョン。ただ、その時ちゃんと告白してくれてたら、、、って思っただけ、、。」


本当に、、、そうしてくれていたら、

僕は自分の想いを直ぐにユノに告げていただろう。

そうすれば、思い悩んで苦しむ事もなかったのに、、、、。

今さらだけど、、、悔やまれて溜め息をこぼしてしまった。



「チャンミン。、、、こっち。、、、こっちおいで。」

ユノはふいに、俯いた僕の手首を掴んで、

自分の両脚の間に座らせるように引き寄せた。

そのまま、後ろからふわりと後ろから腕を回し、

体ごと僕を包み込んで話を続け、

それからコツン、と僕の頭に頬を乗せた。

「チャンミン、、、さっきの返事だけど、いつ俺がお前の事を好きになったかって。」

「、、、、あ、、、えぇ、、、」

「最初の頃は単純に可愛い末っ子だと思ってた。大事に育ててやらなくちゃ、って。俺はリーダーとして責任をもって、まだ幼いお前をご両親から預かった訳だからな。」

「、、、、うん」

「けど、いつの頃からかな、、、。俺はお前に助けられる事が随分増えて行った。体が成長するスピードも凄かったけど(笑)、、、精神的にもお前はどんどん、俺が頼れる男になっていった。」

「たとえば、、、?」

「分かり易いところでいうと、俺の立ち位置をお前がサポートする、って提案してくれた時もそうだし、俺がうまく食べ物や飲み物を口に出来ない時期も、真っ先に”毒見”してくれたし、、、」

「そんなこと、、、、」

「俺が眠れない夜もお前ちゃんと気付いてて、俺が寝付くまで黙って手を繋いでてくれた。」

「そんなの、大したことじゃない。当たり前の事だよ。」


そう言いながら振り向いてユノを斜めに見上げると、

すぐ目の前に、まるで僕を誘うかのように艶のある唇があって、

つい、じっと見つめてしまった。

ほんの数秒だったけど、ユノは小さな溜め息をつきながら、

片方の手で顔を覆いながらモソモソと呟いた。


「チャンミナ。、、、いつも言ってるだろ。お前のその視線に俺は弱いんだからやーめーろ、って。話せなくなっちゃうじゃん!」

「あ、あぁ、!ごめ、、、、わざとじゃなくて、近すぎたからつい、、、」

「(笑)、とは言うけど、俺もいま丁度、キスしたくなったところ。、、、しても良い??」

「同じタイミングでそう思ったなら、返事は聞かなくてもわかるでしょ?、、、、良いに決まってる、、、、」


僕はユノの方にちゃんと向き直って、

首に腕を回してぎゅっと抱きつき、

同時に顔を寄せて、

唇を重ねた。






つづく









今日もこんな深夜(現在2時)の更新、ごめんなさい(;´・ω・)
夜更かし組さん、㌧ばんはw←(みんな早く寝ろ、寝ろwww)
いつもお越し下さり、ありが㌧ございます♪
にほんブログ村 芸能ブログ 東方神起へ
にほんブログ村