東日本大震災・・・語学人材はどう活かされたか? | Lily's TranSupport ~リリーズ・トランサポート~ (宮城県仙台市)

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リリーズ・トランサポート!通称リリーのトラサポです! 宮城県仙台市の通訳・翻訳者です。トラサポは通訳・翻訳・語学支援を通して『人と言葉をつなぐお手伝い』をしております!

去る3月18日(日)に基調講演をさせていただきました。
『東日本大震災・・・語学人材はどう活かされたか?』

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平成23年度宮城県国際交流推進連絡会議・市町村国際交流協会連絡会議・MIA外国人支援通訳サポーター・災害時通訳ボランティア合同研修会

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昨年の震災直後は様々な場面で言語の壁を越えて助け合い、的確かつ迅速な情報収集が必要だったことは言うまでもありません。
ボランティアとして通訳に携わった方々や宮城県国際交流協会職員の皆様によるパネルディスカッションもあり、具体的な活動事例が紹介されました。

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大災害時の通訳活動のあり方について市民レベルで考える得がたい機会であったと思います。
会場の皆様からも鋭い質問がたくさん挙がりました。

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以下に、アンケートで寄せられた感想の一部を紹介させていただきます。

●莉々さんが震災地第一線で通訳をしたことが非常に印象的。違う文化の言葉を円滑に通訳するには、決して簡単な事ではない。勉強になりました。

●英語⇒日本語訳の難しさの問題、日本語⇒英語訳が重大な責任を持つ、気持ちの描写等通訳の難しさを思い知らされた。

●莉々さんの言葉で「文化の違いによる摩擦が少なくなるよう橋渡しをするのが通訳の仕事」とありましたが、外国人と日常接する機会が多い私としては、本当にそのとおりと思いました。どんな場合でもこれが最も難しいと思います。

●震災後の動き、これからの東北での通訳の動きについての話がためになりました。

●災害通訳にプロもアマもボランティアもありません。みんなで一緒に!!

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皆さんのご親切なコメントが当日の様子を物語ってくれています。
私にとっても宮城県の通訳・語学人材のネットワークへ向けて基調講演させていただいたことは、非常に貴重な財産です。
今後もプロの通訳者として甘んじることなく、しっかりやっていかねば!と一層身の引き締まる決意でいます。
本当にありがとうございました☆

リリーズ・トランサポート
代表 莉々紀子