2015年の春、知人が子供を出産し
生後2ヶ月の時に初めて対面させてもらった。
シングルマザーとして生きる決断をした知人から
「子供と二人でいる姿を写真に撮ってほしい」と依頼されて
ここ一年半くらい、ずっと撮り続けている。

自撮りだと、なかなか上手く撮れないという事で
すごく喜んでくれていて、撮る側である自分も
どんどん成長してゆく様子に立ち会える事が
大きな楽しみの一つになっている。

これまで、子供がいる人から話に聞いてはいたけれど、
実際に目の当たりにすると
赤ちゃんの時間って、本当に短い。
今この瞬間は、二度と無い事を強く強く感じる。

その知人は、家族や友人などの支援がほとんど無く
本当に一人だけで子育てをしている環境にあり、
ある時どうしても人手がほしいという
出来事があったのをきっかけに、
自分に出来る事を
お手伝いさせてもらうようになった。

買出しに行ったり離乳食を作ったり、
色々な場所に出掛けた際、子供を見ている間に
私用を済ませてもらうとか、
それくらいしか出来ないのだけれど
すごく貴重な体験としてココロに刻まれている。

同時に、24時間ずっと心身共に
ものすごい負担を背負っている苛酷な現実も知り、
色々と考えさせられる。
はっきり言って、いつ倒れてもおかしくない。

いま関心があるテーマは
周囲から支援を得られない環境で
子育てをしている人は
どう声を上げればいいのか、

そして、もし何か手伝う側の立場になった時は
どのような事を行えば負担を減らせるのか、という事。

例えば、駅や商業施設のエレベーターが
どこにあるのかをあらかじめ調べておくだけでも
ベビーカーでの移動がスムーズになる。
そんな事をブログで発信する事も
もしかしたら小さな一歩になるかもしれない。

時計

先日、作った離乳食は
マカロニのトマトソース添え。

栄養バランスの事も考えつつ、
赤ちゃんが手で掴んで楽しみながら
遊び食べ出来るようなものを作る事が今の課題。
 
材料は
トマト、小麦粉、無添加の顆粒鶏がらスープ、
玉ねぎ、人参、じゃがいも、豚と鶏の挽肉、粉チーズ。
らせん状のマカロニは、
ソースが絡みやすいので重宝している。

1歳を過ぎたあたりから
食べる時と食べない時の差が出始めたので
美味しそうに食べてくれると本当にホッとする。