10月31日はハロウィーンでしたが、今年はイベント毎に何かしらのディスプレイを飾ったりすることがないまま、とてもシンプルに暮らしています。



向かいのお宅の二階の屋根に、どこから上がったのか謎ですが黒猫🐈‍⬛がいたので撮影しました。ちょっとだけハロウィーンっぽい。





我が家は部屋のあちこちに一年中、飽きのこないデザインの花が飾られているので、常に華やかな感じではあります。



主人のガン告知のあと、資格を取って打ち込んだ花に癒されて、これまで続けてこられました。



自分の時間が作れたり資格の勉強が出来たことも有り難いことだったと思いますし、とても理解があって優しい主人だったと改めて思っています。



多発性骨髄腫のような長期戦の特殊なガンの場合、周りで支える方々にとっても、長期戦ならではの大変さがあるものです。



私は30代で子育てや仕事の傍ら、レッスンに通っては夜中に資格取得の勉強をすることが、励みにもなりましたし今に活かされています。



絶望のあとには、必ず、希望が残ります。



その希望に、少しでも長く、平穏な未来が繋がるように。



そのために自分自身の、心安らぐ何かが持てたことは、本当に良かったと私は思っています。





ウォークインクローゼット内はタンスや書棚まで入っていて、さらに私の花関係の資材まであるので、片付けは気の遠くなるような作業です。



自分で言うのも変ですけれど、私は本の虫なので本も沢山ありますし、衣類もありますし大変な作業になることがわかってきました。



あまり棍を詰めてやると倒れそうなくらいなので、気長にコツコツと、少しずつ少しずつ取り掛かるつもりでした。←もはや過去形です、笑



性格的には一気に片付けてスッキリ・サッパリしたいところですが、ここ数日でクローゼットに入るたびに《こりゃあ無理だわ》と思ってしまいました。



時間は有限だからダラダラと片付けていては終わらないので、何とかしなくてはならないのはわかっています。



一気に潔く断捨離をして後悔するのもイヤなので、片付けは今じゃないのかな?とも思えてきました。←これは現実逃避、笑



これから私が行う断捨離は、気持ちの整理と、老い支度と、様々な要素が絡みます。



まだ頭の中が整理されていないのかも。段取りが悪すぎて手が動きません。





片付けや創作活動の傍ら、最近はiPodではなくて、わざわざCDを聴いたりしています。



以前からiPodに入っている曲は主人の闘病中にヘビロテしていたものばかりで、思い入れがありすぎて再生しづらいのです。



先日、娘から借りた《うたの☆プリンスさまっ♪》略して《うたプリ》のアルバムを聴いていました。



2次元は、常に完璧で、決して裏切らないとは、マリッジスルーした娘の持論です。



娘に付き合ってHuluを観(せられ)てアルバムも貸し出しをされて、癒しという名目のいわば洗脳をされつつも私には馴染みのある声が…



うたの☆プリンスさまっ♪でも声優をされている谷山紀章さんは、GRANRODEOのボーカリストとしてロックバンドとしての活動もされています。



とっても歌がお上手なことも既に存じ上げておりましたし、武道館でのライブに参戦したこともございます。



うたの☆プリンスさまっ♪は巧みなストーリー展開や、歌や音楽に対する強い想いが年齢を問わず長く愛されている理由のひとつだと感じています。



登場人物のひとり、セシルのソロアルバムを聴いていたところ、フルートの音色と甘い歌声と旋律と紡がれた言葉に涙が止まらなくなってしまいました。



なぜなら…聴いていて亡くなった主人のことを、とても強く深く想ったから。



そして、咲く花や絆など、私自身にもあてはまる言葉たちだったから。



私自身がCDを聴きながら泣いてしまった状況にビックリしたのですが、歌詞を書き出してみると納得してしまいました。



GREEN AMBITION

作詞・作曲:上松範康(Elements Garden)

編曲:末益涼太(Elements Garden)

唄:愛島セシル(CV.鳥海浩輔)


歩んで来た道を振り返ると

いつも手を差し伸べ

永遠の歌 永遠の夢

教えてくれた


気付けば守られることに慣れて

温もりに包まれ

優しさの居心地に

甘えてた


(アナタに見せたい)

誰にも出来ない

(自分だけの)

魂の譚詩曲[バラード]

ワタシの言葉

ワタシの色で


飛んでけ さあ鳴り響いて

眠り秘めた美しき旋律[フレーズ]

守りたい腕の中で

アナタを抱きたい


I swearきっと強くなると誓うから

ワタシの名前を呼んで

心から愛を捧ぐ


小さく弱く見える花達も

それぞれ名があって

儚くも誇らしく

空を見上げる


緑の葉は蕾を支え抜き

咲く姿を信じる

そんなふうにあるために

I love youずっと


(本気の想い)

乗せて伝われ

(風に乗って)

丘を越えゆけ

音の海原 ワタシの歌よ


感じてさあ 奇跡じゃない

運命[さだめ]は自分で決める勇気[ブレイブ]

アナタに気付かされた

優しき瞳で


I swearもっとキズナを深めた先に

まだ見ない世界がある

掴まって連れてゆくよ


Eternity loveを忘れない

愛と夢とアナタの歌

終わり無く奏で合い

またキスを探そう


飛んでけ さあ鳴り響いて

眠り秘めた美しき旋律[フレーズ]

守りたい腕の中で

アナタを抱きたい


I swearきっと強くなると誓うから

ワタシの名前を呼んで

心から愛を捧ぐ



10月31日のハロウィーンがセシルの誕生日。



とてもピュアな生粋のプリンスで穏やかな口調だけれど、時として物事の本質を見極めたり考えさせるような鋭い発言もあったりします。



うたプリでは、誰もが必ず自分にとっての理想的なプリンスが見つかるように思います。



私にとって、キングは主人、プリンセスとプリンスは娘と息子かな、笑



バンドは推し一人だけを選ばないタイプなので私はメンバー全員を平等に推していました。



私が選んで、一人だけを推すなんて、とてもじゃないが烏滸がましいので、笑



みんな違って、みんないいんだもの、仕方がありません。



人は、それを、欲張りともいいます。たぶん。





私には必要なときに必要な出来事が起きて、それが背中をそっと押してくれています。



起こることは必然…そう感じているのです。



運命は自分で決める勇気…いくつもの選択肢から自分で考えて選ぶものですし《気づき》は、とても大切。



私は他人を攻撃したり傷つけることで自分を守るのではなく、自分の内側から自分のチカラで強くなりたい。



そして色々な状況において開き直って図太く生きられるようエネルギーを使ったり、見栄や虚勢を張って生きるのも疲れます。



なんとなくですが、私自身の心の不安定さや疲れを感じざるを得ない今日この頃ですが、それも仕方がないことだと思えているので大丈夫。



それさえ自覚が無くなったら危険ですし、かなり厳しいと思うけれど、だいじょうぶ大丈夫。





11月3日は私達が結婚式を挙げた日…いわゆる結婚記念日ですので、結婚指輪をネックレスに通して使うことに決めています。



結婚35年目は珊瑚婚式なのだそうです。



Lily*Rose