『時代背景が与える影響』



フラワーデザイナーのLily*Roseでございます



昨日は、みなとみらいにある横浜美術館『ヌード展』に行き

おひとり様を満喫しながら、アートに触れてきました。



MARK ISを抜けると広場があり、真向かいに美術館があります。




ランドマークタワーがそびえ立ちます。




立派な造りです。




3月から定期的に訪れている気がします。




今回の目的はヌード展。オーギュスト・ロダン作の『接吻』を一目、見たかったので。




やっぱり横浜美術【飯】に見えてしまう、食いしんぼうな私




展示は8つくらいの時代背景やテーマごとに集められていました。



ロダンの接吻は4つ目にあり、ヌード展ではロダンの大理石像のみ撮影可能です

フラッシュ撮影は不可なので、係りの方がすかさず近づいてきて注意されます



カメラやスマホの設定を未確認のまま、取り憑かれたように撮影してしまう人を何人も見かけましたけれど

美術館ではスマホや携帯はマナーモード、カメラ🆗の場所でもフラッシュ撮影は不可です。







絵画ではハーバート・トレイバー作の『イカロス哀悼』が繊細なタッチで綺麗でした。

太陽に近づきすぎて翼に付けていた蝋が溶けて落下してしまったイカロスを悼んで

ニンフが悲痛な面持ちで周りを囲むようにしていたり、翼の羽根が繊細で美しかったです。



ロダンの接吻の周りを、何度も何度もぐるぐるして眺めてきました。



展示室は他のより暗めで、部屋の真ん中に作品が白く浮かび上がっていました。



見るたびに発見があるというか、細かいところに疑問もわいてくる感じです。



例えば男性[パオロ]左手。女性[フランチェスカ]の背中や腰にあれば自然な気が。




どちらかといえば、フランチェスカのほうが積極的な構図に見えてきます。右脚の掛け方とか。




パオロの右手の親指に注目すると、包み込む形ではなくて浮いていますね。



この角度からだと、さらにパオロの左手が本来ならあるべき位置

あって欲しいなと思うあたりに置かれていないような気がしてなりません。




パオロの背中に惚れ惚れしました。彫刻とは思えないくらいでした。体温が感じられそうで。




ロバート・メイプルソープの作品(フォト)も展示されていました。



生まれてくるときは誰もがヌード、身体にも心にも衣類を纏うようになる…

ありのままの原点を見つめる感じですが、ただ生々しいだけではなかったです。







昨日はヌード展のチケットで、コレクション展も見ることが出来ました。




コレクション展に展示中のこちら、木村浩さんの作品タイトルは【言葉】でした。





吹き抜けにある階段にも作品があり、そこら中にアートが溢れています。




ダリの作品もありました。




横浜美術館【ヌード展】は6月24日まで。



Lily*Rose