暑いけど、でも冬休み。先週で学校がお休みに入りました。
日本から戻って夜中に着き、翌日から普通の生活へ復帰し・・・最後の最後のまでバタバタと忙しかったです。
クリスマスは自分の国へ帰る人が多いので、たくさんの友人はこの週末に発って行ったんじゃないかな。


息つく間もないくらいの忙しさでしたが、おばあちゃんのお通夜とお葬式へ参加してきて本当に良かったです。
正直言ってここに遠く離れていると、訃報を受け取っても自分の日常の忙しさにかまけてそこまで実感がなかった私。
実家へ帰って、ことの現実味をようやくじわじわと感じ始めました。
それでも何だか信じられなくていて、自分でも何が何だかわからない状態だったのですが
お通夜とお葬式に参加することによって、やっと現実として受け止めることができ、消化することができる手がかりになったように思います。
こういった儀式って、旅立った人のためなのはもちろん、残された生きている人のためにもなるんだ・・・・とつくづく感じました。
宗教を問わず、古代から人間が脈々と続けてきたことですものね。。。。

最近は滅多に会っていなかった親戚や従兄弟、久しぶりに兄と弟にも揃って会えて嬉しかった。
初めてお会いするような祖母方の親戚も多くいましたが、この方と少しでも血が繋がっているのだ・・・と思う方々と会うのは不思議な感じでした。
でも自分のルーツを知ると言うか、自分が属している場所を知る感覚はなんだか心地よかったです。
エタンとうーには従兄弟がいなくているのははとこだけなのですが、あるはとこは私の実家からさほど遠くない所に今住んでいることがわかったので、今後は一緒に遊んでもっと親戚の存在を子供たちにも教えていこうと思います。
親戚を、もっと大切にしたいと思いました。


私のお姉さんのような従兄弟が不思議な事を言っていました。
おばあちゃんが天に召された当日、彼女はいつものように通勤電車に乗っていたのですが
つり革につかまって立っていたら、2席くらい離れたところに座っていた男性がおじいちゃんにそっくりだったと言うのです。
今まで生きてきておじいちゃんにそっくりの人なんて会ったことがなかったのに。
それで彼女は、ああ、今日おばあちゃんは逝くんだな、と思ったそう。
そして実際その1時間少し後に、おばあちゃんは私の母の目の前で息を引き取ったのです。

おじいちゃんはよく茶色のネクタイをしていたからネクタイは何色だった?と母が聞いたら、
茶色じゃなくて青だった、と従兄弟。
そうしたら母が「ええっ!」と驚いて
「おじいちゃんが亡くなった時、一緒に青いネクタイ入れたのよ。
私がヨーロッパで買ってきたのをおじいちゃんが気に入ってくれていたから・・・・」

もしかしたらたまたまなのかもしれないし、もしかしたら本当におじいちゃんだったのかもしれません。
それは誰にもわからない。
昔はそういう類のことはあまり信じませんでしたが、今はそういうことってあるのかもしれない、と思えます。
いいなあ、Mちゃん。私もおじいちゃんに会いたかったな。
でもおじいちゃんは私が1歳になる前に亡くなっていて私は写真でしか見たことがないから、会ってもわからないかも。
だからMちゃんのところへ来てくれたのかもしれないね。

今でもおばあちゃんのことを思うと涙が出てきてしまいます。
病気のおばあちゃんを見ていた時間の方が圧倒的に長かったのに、その時は私も決して楽しい思い出ばかりではないのに、それでも私はやっぱりおばあちゃんのことが大・大・大・大好きだったのだと思う。
母は大変だったと思うけど、夏休みやお正月はおばあちゃんが中心にいてくれたことがとても意味があったのだと思う。
おばあちゃん、どうもありがとう。
たくさん可愛がってくれてありがとう。
私にいい名前をつけてくれてありがとう。

もう何も心配することなく、記憶が抜け落ちてしまうのを不安がることもなく、おじいちゃんと一緒にずっとずっとずっと楽しく安らかにいて下さい。
そして私たちとひ孫達のこと、どうか見守っていてね。おばあちゃん。



ある日のひ孫は、クリスマスパーティーでクラスのお友達のおうちに来ていました。


えーと 諸事情により、この日来てくれたサンタさんはスペイン語を話してました。笑
‘オラ~  ウーノ フォト?‘って。あははクリスマスリース


子供たちはもちろんプレゼントにワクワク。キラキラ
それにしてもそれぞれのクラスでクリスマス会があったので、子供たちはクリスマス前に2回もプレゼントをもらっちゃっている訳で、もらい過ぎじゃね??と母はちょっと思うのであります。
でもこういった場所でうちだけプレゼントがない、というのも不憫だし・・・
なのでまあ小さなプレゼントにはしていますが。


それぞれが持ち寄ったフィンガーフードやスナックも可愛かった。


このおうちの母国はドミニカ&エクアドルなので、南米の人だからか??パーティーとあらばピニャータが登場。
小さい子供たちなので叩くのではなくて紐で引っ張るようにしていて、なるほど!グッドアイディアでした。グッド!



あらら、大きくなっちゃった。

さて長いお休み、ご近所と協力して乗り切ります~
来週末には旦那さん方のじーじ、ばーばが来てくれる予定!