先日アフタースクールクラブを終えてエタンとアパートメントに帰ったら、ロビーでエタンと同じ幼稚園で仲のいい韓国人のHに会いました。
「あれーどうしたの?誰かのところに遊びに来たの?」
と聞いたら、
「今から英語の塾に行くから、一緒に行く子を待ってるの」
と言うのでびっくり。
なんでも7区に韓国式の英語塾があって、そこに通っているんですって。
「日本人の子もたくさん来てるよ。ここのおかげでHは英語を読むのがすごく上達したの。
もしエタンの英語が心配だったら、ぜひ一緒に行きましょ。いつでも言って!!」
とお母さん。
えーーと、エタンはまず日本語をしっかりやって欲しいくらいだから、英語の塾は当分いいかな・・・・と言うか、考えたこともなかったな・・・・・
韓国の人の教育熱心さはこちらでも有名ですが、はあーこれか!と目の当たりにした思いでした。
(ちなみに小耳にはさむ話、日本人も同じくらい相当教育熱心です。)
Hのお母さんは今は仕事はしていないけれど、元はヒュンダイかサムソンでデザイナーとして働いていた人。
ここで出会う韓国人のお母さんの中では群を抜いて英語が上手で、ファッションも垢抜けていて、スマートな感じの方です。
なので賢い彼女が考えてそれがいいと決断してそうしているのだろうけれど、
でもその時間でもう4時前くらいで、そこから7区へは30-40分かかって、そこで1.5時間勉強してまた帰ってくる・・・・って、6才の子には大変じゃないかなあ。
もちろんHは週末は韓国学校にも通っているし。 現代の子供は忙しいのね。。。
こういう話を聞いて全然焦らないか、と言われれば嘘になりますが
それでも私は、子供には『しっかり子供でいる』時間が必要だと思っています。
友達と思い切り遊んだり、喧嘩したり、泥んこになったり、いたずらしたり、蟻の行列を何時間も眺めたり・・・・(実際そんなことをここでしていたら、暑さで倒れますが)
机の前に座ってやる勉強は、本人がやる気を出した時にやればどうとでもなるんじゃないかと。まあ自分がそうだったから、というのもあるかもしれませんがー
感受性の豊かな今のうちは、自分が興味を持ったことを気がすむまで追求したり、色々体験することの方が大事なんじゃないかな。
そういったことが核となって、自発的に興味を持ったり、やる気を出したり、『自分で生きていく力』を形成していくんじゃないかな。
目の前の成績より、そういったことを重視したい気持ちが強いです。
(このあたりは、IBプログラムの先生のお話の影響もあるかも)
6歳くらいになると勉強させればまあできたりするので、どんどんやらせたくなる気持ちは親としてわかります。
でもだからこそ、逆にやらせ過ぎないようにしなくちゃな、と自覚しています。
親の自己満足を、子供に押し付けないようにしないと。
もちろんそれぞれの家庭の方針があるし、子供の性格もあるし、子を思ってこその親心と思うので、
よそ様の方針に口出しする気はまっっったくありません。
ただ私は、できるだけ口を出さないようにということだけを気をつけようと思っています。
『与える』 より 『引き出す』 が方針というか。
でも宿題はやらせるけどね・・・・だってやっていかないと、どうやら課題が進んでいかないらしいことに気づいたから。
で、本題は週末に行った"La Creperie "だった!
フランスのガレットが食べられるというこのお店、ずっと来てみたかったのです。
お腹が空いた人は顔が怖い!
これは、なんでわたしにもレモンジュースをくれないの、と表現しております。
面白がって真似するだけでは、怖さの真剣みが足りないわ。

さてお待ちかね、ガレット。
私はスモークサーモンとほうれん草にしました。
これは文句なく美味しい!!
これだけじゃあお腹いっぱいにはならないんじゃないかな、と始め思いましたが、意外とお腹にたまりました。
デザートのクレープは結構悩んで、今回は栗のクリームに。
エタンはシンプルな蜂蜜がけをオーダーしていましたが、それもだいぶ美味しかったそうです。
次回はお店のお薦めでもある、塩バターキャラメルにしたいな。煮リンゴも添えて。
お客さんはフランス人率が高い感じで、フランス人のスタッフ?オーナーの方も何回かきさくに声をかけてくださって、美味しいしとっても気持ちのいいレストランでした。
日本語を少し話せるフランス人の方もいましたし、日本語のメニューもありましたよ。
きっと駐在マダムのランチローテーションリストに、このお店も入っているのでしょう。
また定期的に行きたいお店です。お薦め!