さてスローペースの我が家、翌日にアンコール・ワットの奥にあるアンコール・トムへと向かいます。ニコニコ

快調に進んで来たトゥクトゥクですが、この日はやけに警備の人が多い。
そして途中で止まるように指示されました。
周りにはやっぱりここで待機するように言われたトゥクトゥクやらバイクやらが数台・・・

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なんだなんだ??


と、暇だったので写真を撮って遊んでいたら

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数台警備のバイクやパトカーが通り過ぎた後に、この車が通っていきました。
中から手を振っている人がいたのですが、早くて全然わからず~ショック!
ドライバーさんによると、国王の母君だったのだとか。視察なのでしょうか?それともアンコール・ワットにお祈りに来たのでしょうか?

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待機から開放されてアンコールワットを過ぎ、細めの林道を行くと
城壁に囲まれたアンコール・トム(『大きな都市』という意味だそう)の、有名な門が見えてきました。

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門の外側にはやっぱりお堀があり、お堀を渡る橋の欄干として前日見た『乳界攪拌』の巨大な蛇をひっぱる阿修羅たちが模られています。
お堀の水草の緑が美しく、この1000年前の阿修羅たちとのコントラストが本当に絶景!!キラキラ

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アンコール・トムにはこのような菩薩の顔が彫られた門が4つあるそうです。あとは勝利の門だったかな??と何か別の名前の門がふたつ。ここはたぶん、南の門になるのだと思います。
それにしても、この門が普通に今も交通用に使われているのに少し驚きました。いちおう木の枠で保護しているけれど、バスとか当たったら、遺跡が壊れちゃうんじゃあ!?
でもこの緩さもアジア的なのかな~
ヨーロッパでは遺跡に住んでいたりもするから、考えてみたらまあいいのかなっ。

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ものすごく大きいと言うわけでもありませんが、4面に菩薩の顔が彫ってあってとても迫力があります。
いつまででも眺められそう・・・ラブラブ!

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門のすぐ横に上ることもできたので登ってみました。エタンも喜んで上ってました。落ちないでよっ!注意

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お堀の橋を上から眺めたところ。

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菩薩のお顔は日本のお寺のものより鼻がどっしりしていたりして、ちょっと大陸顔なのかなーと思ったり。

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門をくぐって行くと空っぽの象乗り場があったので、きっとこの中は象に乗っても行けるんだねー
なんて話していたら、途中で象の一群を目撃しました。ひらめき電球
遺跡の近くで象に乗っていたら、タイムスリップの気分を味わえそうでいいな~

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しばらく行くと見えてきたのはアンコール・トムの中央に位置するバイヨン!キラキラ古代インドの宇宙観を表していると言われていました。
そびえ立つ数々の塔には圧倒されます~。

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内部はどこも自由に入れます。

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塔の多くにも菩薩の顔が彫られています。
それにしてもまあ何回も言いますが、本当にすごいとしか・・・以下略

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中に入るとこんな感じ。内部はひんやりして涼しいです。
やっぱりところどころに仏像とお祈りを捧げる人、そして祈祷師のような人がいて、その方は
"good luck for you, good luck for your family"
といいながら手首にミサンガを結んでくれます。
エタンが仏像にお祈りするのをなぜか気に入って見るたびにお祈りするので、おかげで私の手首にもミサンガが増えました。。

恥ずかしながら私は初め、これをお金儲けのぼったくりと思っていて、ミサンガを結ぼうとする人に
「これって幾らなの?!」
と警戒心丸出しで聞いてしまいました。
するとその人は穏やかに、
「これは祈りのためのものだから、値段はあなた次第です」
と答えたのです。
もちろんお金をもらえれば嬉しいでしょうが、それを第一の目的とはしていない様子に、そんなことを聞いた自分がとても恥ずかしくなりました。。。

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つなぎにコンクリートなどは使っていなくて、石を積み上げているだけと言われている建築。
中から見上げるとこんな様子でした。

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数々のお祈りの結果、私の手首はずいぶんカラフルに~
1本は解けてしまいましたが、このうち2本は今でも手首にしています。

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この上気したうーの顔を見るだけで、この時の暑さが蘇ってくるようだ・・・晴れ

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ここにも蛇神ナーガが。
ここで一休みしたのですが、遺跡を見ながらおやつ休憩をするなんて最高でした!ニコニコ

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ここでうーが一番興味を持ったのは、このお猿たちでしたとさ。にひひ
次は絶対に行きたかった、自然に飲み込まれつつある遺跡、タ・プロームに向かいます~