先日お仕事帰りにそのまま飛行機にブーンと乗って向かったのは

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かきかき

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カンボジア。音譜

飛行機で45分くらいと近いのに、4年間いつか行きたい行きたいと思い続けてまだ訪れたことがなかったのです。
やっと念願がかなって嬉しいなったら嬉しいな!!
行きの空港では思わぬトラブルに見舞われたものの、無事に飛行機に乗れてホッとしました。
この日はもう夜なので、ホテルへ向かうだけ。
初めて降り立ったカンボジアのシェムリアップは、サイゴンより湿度が低くて過ごしやすい印象でした。
思えばそれは、夜だったからか・・・・


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朝になったら、そこも変わらず光眩しい南国でした!
でもやっぱり湿度は低いので、日陰に入ると過ごしやすいです。ニコニコ(涼しくはないけど)

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今回のホテルの朝食は、私の大好きブッフェではありませんでしたー。ぶーぶー
パンと果物と卵のシンプルな、でも普通に美味しい朝食で腹ごしらえをして

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トゥクトゥクで出発~腕。
今回はこのお兄さんがずっと我が家の足となってくれました。
子供たちは初めて乗るトゥクトゥクに大喜び!キラキラ
タイとはまた違うトゥクトゥクですが、私も大喜びだい~にひひ
ベトナムもこういうの、導入したらいいのに。顔文字(ぶー)

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シェムリアップの町並みです。
飛行機で45分しか離れていないのに、言葉も全然違えば人の雰囲気も違い、何だか不思議な感じ。
アジアな町並みですが、どちらかと言うと雰囲気的には昔のタイみたいな気がしました。個人的な印象です。
途中で水やおやつの調達のため旦那さんが小さなスーパーのようなお店に入りましたが、
お店の品揃えがいい!と驚いていました。
本当だ、確かに日本の『お~いお茶』と買ってきてくれました。

そして町中で、現地通貨の『リエム』だけではなく普通にドルも使えることに驚き。目
カンボジア全体がそうなのか、ここが世界的な観光地だからかはわかりませんが、とにかく便利です。

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街中を抜け、こんな気持ちのいい広い林道を通っていきます。
途中のチケット売り場で私たちは3日分チケットを買いました。$40だったかな?子供は無料です。
その場で写真を撮ってチケットに顔写真まで入れるのには驚きました。
チケットを見たら期限は1週間だったので、1週間のうちいつでも3日間入れる、というもののようです。
旅行者にはありがたいですね。

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いよいよお堀の向こうに見えてくるのはアンコールワット。
ああ~ ついにアンコールワットに行ける~~音譜 とワクワクです!

ちなみにホテルでガイドさんの値段を聞いたら、
日本語が話せるガイドは$35、英語だと$30と言われました。
絶対にガイドがいた方が面白いけど、うーむ、$30は高い・・・・むっと思い(日本から来たらきっと高いと思わないかもですが)、
でもきっと現地にもガイドがいるだろうと思ってそこにもいるんでしょ?と聞いたら、いや、アンコールワットではガイドは見つけられないと言われました。
いやーそんなことは絶対にないはず、と思って結局ホテルでは頼みませんでした。

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案の定、トゥクトゥクを降りたら10秒でガイドさんが寄ってきましたよ。べーっだ!
英語の上手な人で$13と言うので彼にお願いしました。
堀を渡る、フランスによって修復されたという橋を渡ってアンコールワットの門へ向かいます。
それにしても、日差しが強過ぎて私には上手に写真が撮れませんでした~ショック! 
どこもとっても美しいのに、それが残念!

さて、見づらいですがこの門は入り口が5つあるのだそうです。
中央の、今私たちが出入りしている所は本来は王族の使ってい入り口。
その両側が一般庶民の入り口。
端っこのふたつは象のためだそうです。
かつてはこのアンコールワットへ来るには象に乗ってきたり、普段から象を農作業や移動に使っていたので
象に敬意を表しているのだそう。

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壊れている部分も多いですが、欄干には蛇神ナーガが使われています。
カンボジアは農耕民族の国だから、水を司る神様の蛇が多く登場するようです。
ヒンドゥーの天地創造のお話にも出てくるようですしね。

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その、かつての王族が通ったと言う入り口をくぐり抜けて・・・・
あ~ こういうロマンがたまらなく好きです!!!

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くぐり抜けて・・・・と思いきや、横のお部屋の仏像を見に行ってしまった。
そういえば恥ずかしながらここはいったい何のお寺なんでしょう?という基礎知識もないまま来てしまったのでガイドさんに聞いてみたら
建築当時の12世紀頃はヒンドゥー、その後仏教のお寺として使われているそう。

ちなみに門にたくさんある傷は、クメールルージュの内戦の時の銃痕だと言っていました。
こんな所にまで破壊の手は伸びていたのでしょうか?
今はのんびり見えるカンボジアだけど、まだまだ当時からのたくさんの地雷が埋まっているのでしょう・・・・
そういうことを考えると、どうしても重苦しい気分になります。
同じ時代に生きても、生まれた場所が違うだけでまったく違う人生になるのだということは
ベトナムに来てから本当に感じます。
私は日本に生まれて、命の危険に会うこともなく暮らしてこられて、教育も受けられて
本当に感謝しないといけないと思っています。
そしてそういうこと、子供たちにも知って欲しいと思います。

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さてさて、そして門をくぐると、目の前にかのアンコールワットが!
塔は全部で5つあるそうですが、正面からは3つしか見えません。
以前はここら辺りすべてジャングルに飲み込まれていたのと言うのだから、見つけた人はどんなにか興奮したことでしょう!いやー神秘的です。
それにしても暑い!晴れ

かつての図書館、経蔵を両側に見ながら参道を歩き、
5塔がすべて見え、かつ池にアンコールワットが反射して見えるという有名な場所で記念撮影。カメラ
やや水量が少なくて反射がそんなに美しいとも思いませんでしたが、来年の年賀状の写真はこれで決まりだな。

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エタンが既に飽きてきていたら、ガイドさんがジュースを買ってくれました。す、すみません・・・
一息入れて、アンコールワットの中へ入ります。
壁には至るところにレリーフが。
これ、ひとつひとつに物語があるんだろうなあ。

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建築には37年を要したとガイドさんが言っていました。
本当に、気が遠くなりそうな・・・・
そんなにたくさんの石工がいたのだろうか。
それとも一般人もこういうのをやらされているうちにうまくなったりするのかしらん。

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かつてシェムリアップはカンボジアの首都だったのですね。
1000年も前にこんな建築物を作っていたかと思うと
人間てすごいなあ・・・・とか、こういうものを作らせてしまう王の力とか、宗教の力とかってすごいなあ・・・・と純粋に感動します。
かつ、木の建築物でやっぱり1000年位前の物が残っている日本もすごいなあ・・・と心底思います。
私は歴史に疎いので、ものすごく大雑把だったらすみません。

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奥へ入り、王様のプールが4つ配置されている場所にある柱にはアンコールワットにまつわるお話が残されているのだとか。

どこもかしこも、繊細な彫刻が本当に美しいです。
どこを切り取って写真を撮っていいのかわからないくらい!


長くなったので次回に続きます~ニコニコ