旧正月のテトを2月半ばにひかえ、あちこちに黄色いお花のデコレーション(旧正月には必ず縁起がいい黄色のお花hoa maiを飾ります)が見られて、華やいでいるベトナムです。 黄色い花
今日仕事帰りにこの時期ならではの面白い光景を発見したので、また写真を撮ってアップしようと思います~ニコニコ


結構以前ですが、アイシャドウを探して何軒かコスメブランドのお店を巡っていた時のこと。

私の所持率が高く、最近ベトナムに入って嬉しかったブランドへ行きアイシャドウを見ていました。
こちらの店員さんはいつも言うように
「なぜそんなに接近して立つ?!むっ
と若干不快に感じるくらい近くに立って自分の存在をアピールするのに、
いざ商品のことを聞くと自分が働いているブランドなのにほとんど知りません。
まあ若い現地の店員さんが自分で買って試せるような価格ではとてもないので無理もないのかもしれませんが、
日本でのプロフェッショナルなカウンターとは大違いです。
なのでここでは極力店員さんには関わらないようにしているのですが、今回はコフレセットがあったらしく、しきりにそれを薦めてきました。
お得ではあったけれど欲しい色が入っていなかったのでそれを断っていると、今度は一回り小さなセットを持ってきました。

彼女が一生懸命英語を駆使して説明するには
「これは店頭には出ていないけれど、これとこれとこれが付いていてとってもお得。
あなたになら100万ドン(=4000円くらい)で売りますよ」

え、店頭に出ていないってどういうこと?廃盤品とかなの?

「これ、会社が私にくれたの。
でも私はお店に置いてあるサンプルを使って全部メイクするから、使わないの。だから売ってあげる」

目目汗

それって、社員に配った、ただでブランドからもらった物を売って、自分のお小遣いにしようってことだよね??!
それ、ダメでしょー ちーん

私がマネジャーだったら少なくとも公にはそういうことをしてはいけない、ときつく言うところですが、
ベトナムの人にしてみたらきっと
「何が悪いの???」
となるに違いないのはわかります。
私には必要なかったのでお断りしたところ、彼女はとっても残念そうですぐに同僚のところに戻って何か言っていました。
まあそのうち、誰か買ってくれるといいね・・・・


そしてその後立ち寄った、これも日本にはたくさんあるけれどベトナムに最近上陸したブランドで。
ここでもアイシャドウを見ていたら、髪をモード風にキメた若い男性の店員が隣に来ました。

"may i help you?" クッチャ  クッチャ

ん??なんだこの音は???

クチャクチャいう音がするので初めて彼の方に目を向けると、ガム噛んでる!!
しかも大リーガーみたいに大きくクチャクチャしながら!
ありえない!!!


ベトナム人店員さんのサービスの質の低さはよくわかっています。
中国よりは開かれているとは言え社会主義だし、国の発展度から言えばまだ『サービス』という概念も浸透していないでしょうから仕方ないです。
日本という、接客サービスは世界一と確信できる国から来ているので、
ジャッジの基準が高めなのもわかっています。
今後よくなることを淡く期待してます。
なので普段店員さんの不快な行動も気にしないで流すことにしているのですが、
接客中に目の前でガム噛んでるなんて、さすがの私もこればかりは許せなかった!!

しかと彼の目を見て静かに
「それ、口の中のものを出して下さい」

彼は何を言われているのかわからなかったらしく、ん??という顔。
続けて
「あなたは接客しようとしてるんでしょう?!ガム噛むのやめて」

彼は英語が全然わからないらしく(じゃあmay i help youとか言うなむかっ)、
でも私のただならぬ殺気は感じたようでした。
すぐに現地マネジャーのような女性が来てどうしましたか?と言うので、彼の行動は接客業としてありえない、非常に不快であることを伝えてお店を去りました。
もう2度と行かない。ベトナムでは。

彼は外資のコスメブランドに入り、仕事中ガムを噛んでいるのがクールだとでも思っていたのかも。
それともただ単に、何にも考えていなかったのかも。はあ・・・・DASH!


数年以内に、こちらのいろいろな面のマナーが向上するといいな。。。。