昨日は、ワールドシリーズに興奮して、試合後もインタビューやシャンパンファイトやニュースを見続けていたため、なかなか「べらぼう」の世界に気持ちを切り替えられませんでした(^^ゞ
おつよさんのナレ死は前回放送時点で予想済だったし、おていさんの妊娠も予告で観ていたので、驚きはありませんでした。
ただ、史実では蔦重には子供はいなかったはずなので、来週以降が不安です。
蔦重と歌麿に距離ができてしまうのも史実どおりだけど、歌麿の心の動きの変化が自然に納得できるように描かれていました。
西村屋の二代目(鱗形屋の次男!)が、昔の蔦重のように新しい魅力ある案を出したり、歌麿の名前が版元より下に記されている扱い方の軽さを指摘したりしていました。
ただ、一番大きかったのは、蔦重が弟子に描かせ、歌麿が少し手直しをしたものを「歌麿」の名前で売ればいいと提案したことかと思います。
蔦重は売れることを一番に考えているから、歌麿の絵師として自分の絵を大事にしている気持ちを理解できていない様子でした。
「義兄弟」の関係や自分が絵師として世に出したという甘えもあったのでしょう。
今後登場する写楽は、特定の絵師ではなく、歌麿を中心とする耕書堂プロジェクトだと予想していたのですが、自分の絵を大切にする歌麿を見ると、また違う展開になるのかと思えてきました。
「江戸三美人」で看板娘ブームが起きて、治済をおひさの手渡し煎餅の列に並ばせる遊び心に笑いました。
定信は融通が利かない性格を上手く利用されているようです。