第19回ショパン国際ピアノコンクールの採点表が公開されました。


採点表


審査員が、各コンテスタントをどのように評価したのか興味がありました。
上位者への評価はある程度一致しているのかと思っていたら、採点の付け方にそれぞれの個性がありすぎて驚きました。
審査員も結局、私のような素人と同じように「好み」で採点しているのでないかとさえ感じました。

開催中、ある審査員が痛烈な批判をしたことが話題となっていました。元となったインタビューを読んでいないので、内容を書くことは自粛しますが、どういう採点をしたのか、とても興味がありました。ところが、採点結果を見ると、高い採点をつけたコンテスタント達こそ、記事で批判したような演奏だったように思えて困惑しています。

これだけ採点に違いが出るなら、大人数の審査員が必要となる理由がよくわかりました。

ファイナルは従来どおり、「幻想ポロネーズ」はなしで「コンチェルト」のみだった方が、コンテスタントも審査員も良かったのではないかと思っています。