第二次予選初日の楽しみは、カイミン・チャンさん。一次予選の美しい音色に惹かれて、絶対に二次も聴こうと思っていました。
演奏曲に「ソナタ1番」を入れていました。演奏されることが珍しい曲だそうで、私も初めて聴きました。楽しくなるような曲でした。
どの演奏も耳に心地よくて、この人の音はやっぱり好きだと再認識しました。
イブニングセッションの楽しみは、ケヴィン・チェンさん。頑張って起きていようかとも思ったけど、うつらうつらしながらだともったいないから、朝まで待つことにしました。
わくわくし過ぎて、6時前から起き出して家事を始めてしまいました(^w^)
「プレリュード7-12」と「英雄ポロネーズ」を弾いた後に、「エチュードOp.10」を全曲持ってくるって( ̄O ̄)
制限時間内に弾ききる自信と意欲がまず素晴らしい!エチュードの余韻が強すぎて、プレリュードとポロネーズの印象が消えてしまったので、エチュードの感想だけ(^^ゞ
10-1でインパクトを与えて、10-2の高速超絶技巧で圧倒、すぐに切り替えて「別れの曲」でしっとり聴かせ、10-4でまた高速、「黒鍵」はなんだか可愛く感じました。感情を揺さぶられたり、しんみりさせられたり、手の動きを夢中で追っているうちに、ラスト「革命」でドラマティックに締めくくってくれました。
舞台を降りると、同一人物と思えないくらいほのぼのとした雰囲気で
「疲れたので、練習はしないで、ホテルで休みます」
と言われていて、びっくり!
この後に練習するという選択肢もあったんですね。
ぜひ、ファイナルでオケと演奏するのを聴きたいです。