「神聖ガルボ帝国」という言葉をご存知ですか?
まるでSFにでも出て来そうな名称ですが、グレタ・ガルボのことです!
ハリウッド黄金時代の神秘的な美貌の女優です。
この本によると、
サイレント時代からハリウッドはヨーロッパで注目された女優を続々と輸入した。(中略) 最大の成功はグレタ・ガルボで、トーキー時代に入ってからはマレーネ・ディートリヒということになる。
ガルボはスウェーデン生まれ、ディートリヒはドイツ生まれです。
ガルボが「スウェーデンの美のスフィンクス」とも呼ばれているのを聞いたことがあります。
ディートリヒは「百万ドルの脚線美」で有名です。
ハリウッドの古い映画が好きなので、2人の有名な画像はよく見るのですが、映画はガルボの「グランドホテル」やディートリヒの「モロッコ」がなんとなく記憶があるものの、観たことがあるかどうかは曖昧です。
(有名な主演映画は、アマプラにほとんど全部揃っています。)
ガルボは、近寄りがたいような威厳があるのですが、1941年に引退を表明した時、まだ36歳だったそうです。その後は全くマスコミの前に姿を現さなかったとのことです。
日本の伝説の女優 原節子さんのイメージと重なり、顔も似ていると思っていたのですが、原節子さんの方がもっと親しみのある雰囲気ですね。
「神聖ガルボ帝国」という謳い文句を作ったのは、映画評論家の筈見恒夫さんだそうです。


