最近、いろいろな劇場の閉館のニュースを目にすることが増えて来ました。
先日、大阪・道頓堀の大阪松竹座が、老朽化のため、2026年5月公演で興業を終了し、その後、ビルを閉館するとの発表がありました。
松竹座は、たった1回だけしか行ったことがないのですが、市川團十郎さんの海老蔵襲名披露公演を観たので、格別の思い入れがあります。
襲名披露公演のチケットを獲ろうと、発売開始時間ちょうどから電話をかけ続けましたが、全く繋がらず、5分ほどしたら、販売完了のアナウンスが流れました。
諦めきれず、数日後に劇場に直接電話をしたら、チケットがあるとのこと!
これまで購入したことがない一番上の隅の席でした。(そんなに頻繁には行けないので、S席でいつも観ています。)見え方が気になっていたのですが、海老蔵さんのオーラはしっかり届きました。
1923年開業で、上方歌舞伎の牙城とも言われる松竹座がなくなるのは残念です。
私がこれまで歌舞伎を観たのは、
歌舞伎座
大阪松竹座
金丸座(こんぴら歌舞伎)
岡山市民会館
リーデンローズ(広島県福山市)
です。
岡山市民会館も老朽化のため、新築移転され閉館となりました。
たくさんの演劇、バレエ、コンサートを観たり、自分自身もピアノの発表会などで舞台に立った懐かしい劇場です。
金丸座は、1835年に建てられた現存する日本最古の芝居小屋で、国の重要文化財として指定されています。
昔の雰囲気を伝える芝居小屋で、今も歌舞伎を観ることができるのは素晴らしいことだと思っています。