今回の「べらぼう」も情報量豊富で、江戸文化のレクチャーを受けた気分です。
ほ～と思ったことを書き残しておきます。
メインストーリーは、吉原の俄祭りに浄瑠璃の富本豊志太夫(馬面太夫)を招く企画でした。
「俄」は、お座敷芸から始まったものだそうです。
浄瑠璃は人形浄瑠璃のイメージが強いのですが、このたび登場したのは、太夫が三味線の伴奏に合わせて物語を語る富本節でした。
馬面太夫役の寛一郞さんは、三國連太郎さんの孫だそうです。
男前で、出待ちの女性ファンからキャーキャー言われていたけど、馬面って誉め言葉なの～(^w^)お座敷遊びの「由良さんこちら、手の鳴る方へ」は、「仮名手本忠臣蔵」からですね！
女郎達のために浄瑠璃を披露する太夫の伴奏を大文字屋とりつがしていました。ドラマの冒頭でも、親父さま達がみんなで三味線の稽古をしていましたが、テキストは浄瑠璃の正本？
正本のうち、太夫の許しを得ているものが「直伝本」だそうで、蔦重は「富本正本」を出版していたそうです。
身請けされた瀬川の名前は「瀬以」。
「尾美としのりを探せ」が話題となっていましたが、今回ようやく平沢常富として登場していました。
賢丸に月代ができていました。定信になったら、役者さん交代かと思っていたけど、心ちゃんのままでした。
日光社参に見物客が集まっていて、びっくり！
「下に～！下に～！」ではないんですね。
45分間、目が離せません。
ありがた山！