前日寝不足だったせいで、うつらうつらしながらの視聴になってしまいました。


前回の赤染衛門の「道長さまとはどういうご関係?」については何も答えず、「倫子さまを傷つけないでくださいね」とチクッと刺されていました。

この時代は上級貴族には何人も愛人がいても珍しくないけど、なるほど、問題はずばりそこですね!


中宮彰子が『源氏物語』の豪華本を一条帝に還御のお土産にしたいと望み、女房達により製作されていました。

『紫式部日記』にも、この様子は記されていますが、平安装束で美しい色とりどりの紙を選んだり、紐で綴じたり、表紙を作ったりしている映像はとても雅かでした。


豪華本製作


書写は、いろいろな人に依頼したそうですが、ドラマではもちろん行成!実際にもおそらく欠かせない人筆頭だったかと思います。

美しい紙に美しい文字、もし原本が残っていたら、間違いなく国宝でしょう。


内裏では『源氏物語』の読書会が開催されたそうですが、ここ、寝ていました(^o^;)

「蛍」の物語論の帖で、「日本紀の局」のエピソードにつながるシーンだと思うので、残念。(また観ます。たぶん)


実家に戻ったまひろは、「みすぼらしい」と言っていましたが、豪華な内裏や土御門殿から戻って来たら、それはそうなりますね。

土御門殿の持ち主は倫子なので、嫡妻になれるはずがなかった自分に思いを馳せていたのでしょうか。

その後、賢子からも「母上が嫡妻でなかったから、貧しい」と駄目押しされていました。

酔ったまひろが、家族から顰蹙を買ったようですが、ここも一瞬寝落ちしたみたいで、見逃してしまいました。


脩子内親王と清少納言が『源氏物語』を読んでいましたが、清少納言が着ていた衣は、定子中宮のものだったそうです。

全く気づいていませんでした。

形見分けでもらったという設定ですね!


ラストシーンは、清少納言が訪ねて来て

「光る君の物語、読みました」

と、怖い顔!

こういう終わり方が多いけど、次週引き延ばしはあまり好みではありません。

次回を想像するより、その日の回を余韻に浸って楽しみたいです。