100分de名著「ウェイリー版・源氏物語」の第2回「シャイニング・プリンスとしてのゲンジ」を観ました。


能楽師の安田登さんの解説によると、ウェイリー版の『源氏物語』では、光源氏ことシャイニング・プリンスは、RPGのように3つの力を手に入れることにより、神性を帯びていったそうです

3つの力とは

①コンパッション

②エンパシー

③「来し方行く末」を見る力

だそうです。

使われているイラストがギリシャ風であることもあり、ファンタジーのようでした。


ウェイリー版ということなので、英文での紹介を楽しみにしていたのですが、使われていたのは毬矢まりえさん・森山恵さんの日本語訳の方でした。

ウェイリーが『源氏物語』をどのように英訳したのか興味があったので、ちょっと残念でした。

空蝉が脱ぎ捨てた衣を、「スカーフ」としたそうですが、そういうところをもう少し聞きたかったです。


見逃した1回目は、英文が紹介されたのかしら?