「虎に翼」の重さにどんよりしながら観ています。

大河ドラマが完全に歴史の中のものとして楽しめるのに、朝ドラが重く感じるのは、まだ完全な過去にはなっていなくて、同じ問題が続いているからなのだと思います。


「古き良きなんて明治時代から始まった決まりばかりじゃない」

と明快に言い切る女性代議士達とは異なり、寅子はスンッとしています。


いろいろな立場を考えると、身動きが取れなくなって進めなくなります。

GHQで働くホーナーからもらったチョコレートもまた同じ意味を持つのかと思います。

子供達が喜ぶであろう顔と、寅子が夫の仇の国の人と仲良くすることに涙を流す花江の顔が同時に思い浮かんだのではないでしょうか。

帰宅後、寅子はチョコレートをどのように扱うのでしょうか。