たまたまテレビをつけていたら「博士ちゃん」という番組で「音楽ミステリーSP」をしていました。
子ども達の疑問に、葉加瀬太郎さんが答えていたのですが、すごく面白くて最後まで夢中で観てしまいました。
内容に触れますので、録画等でこれから観られる方はご注意ください!
どの内容もすごく興味深いもので、ほ~と感心したり、吹き出したりしていました。
その中でも、ベートーヴェンの「運命」の楽譜の冒頭の「8分休符」の話が面白かったです。
葉加瀬さんが言われるには、指揮者は皆さんこの「8分休符」をグッと溜めてから、「ジャジャジャジャ~ン」と入っているそうです。
YouTubeで少し見てみました。
指揮 小澤征爾さん
指揮 カラヤン
なるほど!
「8分休符」が意味する緊張感が強く伝わって来ます。
演奏する立場だと神経がすり減りそうです。
芦田愛菜ちゃんからの
「松任谷由美さんの「春よ、来い」のイントロを聴くと、なぜ懐かしい気持ちになるのか?」
という質問に対する答えも、すごくわかりやすかったです。
使われている音階が「ヨナ(4、7)抜き」だからだそうです。「ファ」と「シ」の音がないため、日本人の心に響く旋律になっているようです。
「2、6抜き」だと「沖縄」になるというのも、納得しました。愛菜ちゃんがすぐ「海」の音と反応していて、感性の鋭さを感じました。
知らなかった面白い話をたくさん聞くことができて、楽しい時間でした。
SPだったようですが、こういう番組をたくさん作って欲しいです。