今回の『源氏物語』オマージュは、「海」と「琵琶」で「明石の君」ですね!
倫子さまの「まんざらでもない顔」に笑わせてもらいましたが、物の怪、陰陽師、どろどろの政争劇と平安朝の闇どっぷりの回となりました。
花山帝の出家退位が控えているだけに、道兼の痣は、おそらく花山帝の懐に道兼を入り込ませるための兼家の策略ではないかと推察しています。
学問のみで政争に疎い為時は、兼家から逃げ出したつもりが、実はまんまと利用されたのではないかと思います。
身分の高い姫に婿入りして、産まれた姫を入内させるという道長の人生の始まりを示唆する回でした。