浅倉秋成著『六人の嘘つきな大学生』を読みました。
2022年本屋大賞にノミネートされたミステリーで、IT企業・スピラリンクスが初めて行う新卒採用の最終選考に残った6人の就活生の物語です。
ミステリーであり、今秋に映画が公開されるそうなので、ネタバレになりそうな感想は極力避けますが、未読の方はご注意ください。
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どんでん返しというほどの意外性はないけど、なるほどと着地する展開でした。
一人の人間が他人に見せているものは、良い意味でも悪い意味でもその人の全てではなく、一部分を切り取っているものに過ぎないということを改めて心に刻んで置かなければならないと感じさせられる小説でした。
