観ようと思いつつ、観ていなかった「大奥」をやっと観ました。
最終回でしたが(^o^;)
漫画や小説原作のドラマ化は、好きな作品であればあるほど自分の中でイメージが出来上がっているため、がっかりすることが多いのですが、今回の「大奥」は、原作の本質を十分に捉えていたと思います。
原作自体が、男女逆転という奇抜な発想でありながら史実からは反れることなく、しっかり描ききっていて読み応えがある骨太な作品となっています。
ドラマ化は短い放送時間で、優れた原作の中からどこを削ってどこを獲るのかが脚本家の力量が試されるところです。
その出来映えは第一部を少しと、第二部の最終回を観ただけなのですが、原作ファンの期待に十分応えるものだったのではないかと思います。
原作もののドラマ化は、観終わった視聴者が、原作を読みたくなったり、もう一度読み直したくなったら、成功と言えるのではないでしょうか。
私も最終巻をまた読みたくなりました。