先ほど、森村誠一さんが亡くなられたことをニュースで知りました。

江戸川乱歩賞も受賞されている社会派ミステリー作家ですが、私が初めて知ったのは、映画『人間の証明』の原作者としてでした。


『人間の証明』の詳細なストーリーは思い出せないけれど、西条八十の詩を英語にした美しく哀切な主題歌とともに、胸が締め付けられるような悲しみの記憶が残っています。


主役は、松田優作さんですよね?
残念ながら、事件を追う展開部分の記憶があやふやです。

覚えているのは、ただただジョー山中さんが演じたジョニーが可哀想だったことですが、今見たらきっと母親(岡田茉莉子さん)の辛さや苦しさや愛も理解できて、涙腺崩壊するのだろうと思います。

「母さん、僕のあの帽子、どうしたでしょうね?」