アマプラに東京オリンピックの侍ジャパンドキュメンタリー「八月の歓喜」があったので、観ました。

代表監督は稲葉篤紀さんです。
選手選考の様子に長い時間が使われていて、初戦が始まった時はもう半分が過ぎていました。

24名という制限の中での選手選考の難しさを感じました。
今回のWBCと比べると、ポテンシャルより現時点での確実性が重視されていたように思います。
選考の時間経過の中で、若い山本由伸選手の評価がどんどん上がっていくのが面白く感じました。

相手チームの攻略ミーティング、何パターンもの勝敗予想を踏まえての先発投手の起用検討など、とても興味深い貴重な映像がたくさんありました。

実際の試合経過が放映権の関係か、写真だけなので物足りなかったけど、ベンチやロッカールームの選手達の様子はたくさん観ることができました。

コロナ禍での厳しい規制の中でのオリンピックだったと思いますが、金メダルにかける監督や選手達の熱い思いを見て、改めて無事開催できて、本当に良かったと思いました。
あの頃は、仕方ないことと納得していたけど、やはり無観客だったのは残念でした。

せっかくのオリンピックという舞台なので、そういう映像がもう少しあっても良かったのではないかと思いました。

ドラマティックな「憧れを超えた侍たち」よりも記録映画としての要素が強めのドキュメンタリーでしたが、こちらも楽しく視聴できました。