ネットを見ていると、時々、心ない言葉に驚かされることがあります。
そういう時、ふと思い出すのは、灰谷健次郎さんの「差別」問題の講演で聞いたことです。
随分昔のことなので、言葉の記憶が正確ではありませんが
「みんな、自分の子供のことに置き換えたら、すぐに理解できるんです」
と言われていました。
非難の言葉が浴びせられる対象が、もし自分の子供だったら、「この子にも良いところ、優しいところがあるのにと悲しくなるはずです」と言われていました。
私はまだ若くて、子供はいなかったけど、一瞬で理解できました。
自分の子供がもし酷い言葉を投げ掛けられたら、どんなに悲しい気持ちになるでしょう。
「良いところもあるので、そこも見てください」と言いたくなると思います。
何か発言するとき、「もし自分の子供だったら」と一度踏み留まって考えたいと思います。