今年の大河『どうする家康』は、評価がかなりくっきりはっきり分かれそうですね!
我が家でも、普段大河を観ない父が、「面白い」と日曜8時を楽しみにしています。
かたや、大河ファンの私は、ちょっと離脱気味。
この原因は、ドラマ構成にあるかと思います。
父は、『水戸黄門』のような一話完結ドラマが好き。
私は、じっくり展開のドラマが好き。
『どうする家康』の、毎回誰か一人にスポットを当てて、回想シーンで人間関係を説明して、良い話に仕立てていくのが、どうも私には合わないのです。
登場人物の関係を長い時間かけて描いて行き、語られない部分も、ちょっとした表情、抑えた感情から、視聴者に伝わるのが、大河の魅力だと思うのです。
シリアスの中で、何とも言えない「可笑しみ」があるのは癒されるので好きですが、コメディ色が強すぎるのは苦手です。
どうして家康が、家臣の名前を何度も間違えないといけないのか理解できないし、そもそもそれが面白いとも思えないのです。
史実を元にしているのに、戦略の駆け引き部分が少なくて、いつの間にか終わっているのも、ストーリーに入り込めない理由かもしれません。
辛口ですみません。
あくまでも私個人の好みの問題です。