『どうする家康』3回目は、早くもかなり重い話でした。
若い頃は、単純に歴史は物語として楽しめたけど、年を経るごとに見るのが辛くなって来ました。
今回は特に家臣たちの家族を取り上げていたから、主君の行動で人生が変わることの無情さにズ~ンと来ました。
そういう意味で、昔から赤穂浪士の物語が苦手です。
最近の若者は『忠臣蔵』を知らない人が増えているそうですが、昔はよくTVドラマになっていました。
責任ある立場の一国一城の主が、なんであそこで刃傷沙汰を起こすのが、子供心にも全く理解できませんでした。
『忠臣蔵』も、いろいろな視点でのドラマがありました。
TBSの日曜劇場の記念番組『女たちの忠臣蔵』は、女性の視点から見たものでしたが、池内淳子、杉村春子、香川京子、山岡久乃、竹下景子、山田五十鈴、大空真弓、佐久間良子などの豪華女優陣が勢揃いしたことで話題になりました。
NHK少年ドラマの『白い峠』
赤穂の下級武士の息子である少年が、仇討ちを通して命について考えるもので、興味深かったです。
話を戻して、『どうする家康』の松嶋菜々子さんが第2回・第3回と、従来とは異なる於大の方を演じているのが印象的でした。
瀬名も辛い経験を通して、どんどん変わって行くのかもしれませんね。
